AD9250
新規設計に推奨A/Dコンバータ、14ビット、170MSPS / 250MSPS、デュアル、JESD204B
- 製品モデル
- 4
- 1Ku当たりの価格
- 最低価格:$93.08
製品の詳細
- JESD204Bサブクラス0またはサブクラス1コードのシリアル・デジタル出力
- 信号対ノイズ比(SNR):70.6dBFS@AIN=185MHzと250MSPS
- スプリアス・フリー・ダイナミックレンジ(SFDR):88dBc@AIN=185MHzと250MSPS
- 総合消費電力:711mW@250MSPS
- 動作電源電圧:1.8V
- インテジャー1~8入力クロック分周
- サンプル・レート:最大250MSPS
- 最大400MHzまでのIFサンプリング周波数
- A/Dコンバータ(ADC)電圧リファレンスを内蔵
- 柔軟性のあるアナログ入力範囲
- 1.4 V p-p ~ 2.0 V p-p (公称1.75 V p-p)
- ADCクロックのデューティ・スタビライザ(DCS)
- チャンネル・アイソレーション/クロストーク:95 dB
- シリアル・ポート制御
- 省エネ・パワーダウン・モード
AD9250は、デュアル、14ビットのADCで、最大250MSPSのサンプリング速度を持っています。AD9250は、低価格、小型、広帯域幅、および多機能性を必要とする通信アプリケーションをサポートするように設計されています。
このADCコアは、マルチステージの差動パイプライン・アーキテクチャを採用し、出力誤差補正ロジックを内蔵しています。ADCコアは、ユーザー選択可能な多様な入力範囲をサポートする広帯域幅入力を特長としています。電圧リファレンスを内蔵しているためデザインが容易です。デューティ・サイクル・スタビライザは、ADCへのクロック・デューティ・サイクルの変動を補償して、コンバータの優れた性能を維持します。JESD204Bの高速シリアル・インターフェースは、ボード上の必要経路を削減し、通常受信用デバイスに必要とされているよりも少ないピン数を実現します。
デフォルトでのADC出力データは、2つのJESD204Bシリアル出力レーンへ直接出力することができます。これらの出力はCML電圧レベルとなっています。4種のモードは、M=1または2(シングルまたはデュアル・コンバータ)とL=1、または2(1レーンまたは2レーン)のいかなる組み合わせもサポートします。デュアルADCモードに関しては、データは最大250MSPSのサンプリング・レートで2つのレーンを通して送ることができます。しかし、もし1レーンを通してデータを送る場合は、最大125MSPSまでのサンプリング・レートがサポートされます。同期入力(SYNCINB±とSYSREF±)が提供されています。
柔軟なパワーダウン・オプションは、必要に応じて大幅な省電力を可能にします。プログラマブルのオーバー・レンジ・レベル検出は、専用の高速検出ピンを介して各チャンネルでサポートされています。
セットアップと制御のためのプログラミングは、3線のSPI互換シリアル・インターフェースを用いて行われます。
AD9250は、48ピンLFCSPパッケージを採用し、-40℃~+85℃の工業用温度範囲にわたって仕様規定されています。
製品のハイライト
- デュアル14ビット、170MSPS / 250MSPSのADCを2個内蔵
- 構成可能なJESD204B出力ブロックは、レーンあたり最大5Gbpsをサポート
- 内蔵PLLは、単一のADCサンプリング・クロックでの使用を可能とし、PLLは複数ADCのサンプリング・クロックをJESD204Bのデータ・レート・クロックに対応するまでの逓倍を行います。
- システムの幅広い設計を簡素化するためのオプショナルRFクロック入力をサポート
- 独自の差動入力により、最大400MHzまでの入力周波数で優れたSNR性能を維持
- 1.8V単電源で動作
- 標準シリアル・ポート・インターフェース(SPI)は、製品の数々の機能、クロック・デューティ・サイクル・スタビライザ(DCS)の制御、パワーダウン、テスト・モード、電圧リファレンス・モード、範囲内のファスト・ディテクションおよびシリアル出力構成などをサポートします。
アプリケーション
- ダイバーシティー無線システム
- マルチモード・デジタル・レシーバ(3G):
- TD-SCDMA、WiMAX、WCDMA、CDMA2000、GSM、EDGE、LTE
- DOCSIS 3.0 CMTSアップストリーム・レシーバ・パス
- HFCデジタル・リバース・パス・レシーバ
- I/Q復調システム
- スマート・アンテナ・システム
- テスト装置および計測装置
- レーダー用レシーバ
- COMSEC無線アーキテクチャ
- IEDディテクション / ジャミング・システム
- 汎用ソフトウェア無線
- ブロードバンド・データ・アプリケーション
ドキュメント
データシート 1
ユーザ・ガイド 1
技術記事 12
評価用設計ファイル 2
情報 1
FPGA相互運用性レポート 3
デバイス・ドライバ 3
珍問/難問集 1
Analog Dialogue 1
製品モデル | ピン/パッケージ図 | 資料 | CADシンボル、フットプリント、および3Dモデル |
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AD9250BCPZ-170 | 48-Lead LFCSP (7mm x 7mm x 0.75mm w/ EP) | ||
AD9250BCPZ-250 | 48-Lead LFCSP (7mm x 7mm x 0.75mm w/ EP) | ||
AD9250BCPZRL7-170 | 48-Lead LFCSP (7mm x 7mm x 0.75mm w/ EP) | ||
AD9250BCPZRL7-250 | 48-Lead LFCSP (7mm x 7mm x 0.75mm w/ EP) |
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ソフトウェア・リソース
FPGA/HDL 2
デバイス・ドライバ 3
評価用ソフトウェア 2
JESD204x Frame Mapping Table Generator
The JESD204x Frame Mapping Table Generator tool consists of two Windows executables that will allow the user to input any valid combination of JESD204x parameters (L, M, F, S, NP) in order to output a .csv file that illustrates the frame mapping of the JESD204x mode in table format. There is an executable that allows the user to input a single JESD204x mode and another, that allows the user to input the parameters for multiple JESD204x modes in a specified .csv format in order to output a .csv file that illustrates the frame mapping of each of the JESD204x modes that were input into separate tables.
JESD204 Interface Framework
Integrated JESD204 software framework for rapid system-level development and optimization
必要なソフトウェア/ドライバが見つかりませんか?
ハードウェア・エコシステム
製品モデル | 製品ライフサイクル | 詳細 |
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クロック生成デバイス 9 | ||
AD9510 | 新規設計に推奨 | クロック分配器、1.2 GHz、PLL内蔵、分周器内蔵、遅延調整、8出力 |
AD9511 | 新規設計に推奨 | クロック分配器、800MHz、PLL内蔵、分周器内蔵、遅延調整、5出力 |
AD9512 | 新規設計に推奨 | クロック分配IC、1.2GHz、2つの1.6GHz入力、分周器/遅延調整内蔵、5出力 |
AD9525 | 新規設計に推奨 | クロック生成器、8チャンネルLVPECL出力、低ジッタ |
AD9516-3 | 新規設計に推奨 | 14出力のクロック発生器、2.0GHz VCO内蔵 |
AD9516-4 | 新規設計に推奨 | 14出力のクロック発生器、1.6GHz VCO内蔵 |
AD9523 | 新規設計には非推奨 | クロック・ジェネレータ、14出力、低ジッタ |
AD9523-1 | 新規設計に推奨 | クロック生成器、低ジッタ、14LVPECL/LVDS/HSTL/29LVCMOS出力 |
AD9524 | 新規設計には非推奨 | クロック・ジェネレータ、6出力、デュアル・ループ |
クロック分配器 (クロック・ディストリビューション) 3 | ||
AD9513 | 新規設計に推奨 | クロック分配IC、800 MHz、分周機能、遅延調整機能、3出力 |
AD9514 | 新規設計に推奨 | クロック分配IC、1.6GHz、分周器、遅延調整、3出力 |
AD9515 | 新規設計に推奨 | 1.6 GHZクロック分配IC、ドライバ、遅延調整、2出力 |
シングルエンド入力差動出力アンプ 3 | ||
ADA4930-2 | 新規設計に推奨 | 超低ノイズ・ドライバ・アンプ、低電圧 A/D コンバータ向け |
ADA4927-2 | 新規設計に推奨 | 差動アンプ、ADC ドライバ、超低歪み、電流帰還型 |
ADA4938-2 | 新規設計に推奨 | ADCドライバ、差動、超低歪み、デュアル |
デジタル制御VGA 2 | ||
ADL5202 | 製造中止 | VGA(可変ゲイン・アンプ)、デジタル制御、広ダイナミック範囲、高速 |
AD8376 | 新規設計に推奨 | VGA、デュアル、超低歪 |
完全差動アンプ 2 | ||
ADL5562 | 新規設計に推奨 | RF/IF用差動アンプ、超低歪み、3.3 GHz |
ADL5565 | 新規設計に推奨 | 差動アンプ、超高ダイナミックレンジ、6GHz |
ツールおよびシミュレーション
Virtual Eval(仮想評価、 ベータ版)
Virtual Evalは、ADC、DAC、およびその応用製品評価を支援するウェブベースの設計ツールです。アナログ・デバイセズのサーバ上にあるモデルを使用して、重要な部品の性能特性をわずか数秒でシミュレートします。使用時は、入力トーンや外部ジッタなどの動作条件のほか、ゲインやデジタル・ダウンコンバージョンといったデバイス機能を設定してください。ノイズ、歪み、分解能、FFT、タイミング図、周波数応答プロット、その他さまざまな性能特性を確認することができます。
ツールを開くAD9250 AMI Model
ツールを開くADC Companion Transport Layer RTL Code Generator Tool
This command line executable tool generates a Verilog module which implements the JESD204 receive transport layer. The user specifies in a configuration file one or more modes to be supported by the transport layer module. These modes are defined as a set of JESD204 parameter values: L, M, F, S, N', and CF. The transport layer converts JESD204 lane data output from a JESD204 link layer IP to a data bus with a fixed width, containing interleaved virtual converter samples. Both JESD204B and JESD204C link layers are supported.
ツールを開くVisual Analog
VisualAnalog™は、高速ADCの選択や評価を行う設計者向けに、強力なシミュレーション/データ解析ツール・セットとユーザ・フレンドリなグラフィカル・インターフェースを組み合わせたソフトウェア・パッケージです。
ツールを開くADIsimRF
ADIsimRFは使いやすいRFシグナル・チェーン計算ツールです。最大50段までのシグナル・チェーンについて、カスケード・ゲイン、ノイズ、歪み、消費電力を計算し、プロット、エクスポートが可能です。ADIsimRFには、アナログ・デバイセズのRFおよびミックスド・シグナル部品のデバイス・モデルの広範なデータ・ベースも含まれています。
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