ADL5202
製造中止VGA(可変ゲイン・アンプ)、デジタル制御、広ダイナミック範囲、高速
製品の詳細
- デュアル・独立のデジタル制御VGA
- ゲイン範囲:-11.5dB~+20dB
- ゲイン・ステップ・サイズ:0.5dB±0.1dB
- 差動入力 / 差動出力インピーダンス:150Ω
- 最大ゲイン時のノイズ指数:7.5dB
- OIP3>47.5dBm@200MHz
- -3dB上側周波数帯域幅:700MHz
- 複数の制御インターフェース・オプション
- パラレル6ビット制御インターフェース(ラッチ付)
- シリアル・ペリフェラル・インターフェース(SPI)(高速アタック付)
- ゲイン・アップ / ゲイン・ダウン・モード
- 広い入力ダイナミックレンジ
- 低消費電力モードのオプション
- パワーダウン制御
- 5V単電源動作
- 40ピンLFCSPパッケージ(6mm×6mm)
ADL5202は、デジタル制御の可変ゲイン、広帯域幅のアンプで、高精度なゲイン制御、高出力IP3および低ノイズ指数を提供します。優れた歪性能と高い信号帯域幅を備えているため、ADL5202は、種々のレシーバ・アプリケーションにとって、優れたゲイン制御デバイスとなっています。またADL5202は供給電流をより低くするための、低パワー・モード・オプションも採用しています。
広い入力ダイナミックレンジ・アプリケーションに対して、ADL5202は、0.5dBステップで広範な31.5dBのゲイン範囲を提供します。このゲインは、複数のゲイン制御インターフェース・オプションを通して、調整することができます:パラレル・インターフェース、シリアル・ペリフェラル・インターフェースおよびアップ / ダウン。
独自の歪キャンセル技術を採用することによって、ADL5202は最大ゲイン設定で、200MHzに到達する周波数で47.5dBmを超えるIP3性能を達成しています。
ADL5202は、PWUPxピンに、適切なロジック・レベルを与えることによってパワー・オンします。ADL5202の静止時電流は、低消費電力モードで、160mA(typ)です。より高性能を必要とするアプリケーション向けの高性能モードの構成のとき、静止時電流は210mAとなります。パワーダウンのとき、ADL5202は、14mA未満を消費し、優れた入力―出力間のアイソレーションを提供します。ゲイン設定は、パワーダウン期間中にあらかじめセットされます。
アナログ・デバイセズの高速SiGe(シリコン・ゲルマニウム)プロセスで製造されているため、ADL5202は、高精度なゲイン調整を、優れた歪性能と低い位相誤差を維持して、提供します。ADL5202アンプは、小型、熱強化の40ピン、6mm×6mmのLFCSPパッケージを採用し、-40~+85℃の温度範囲にわたって動作します。
アプリケーション
- 差動A/Dコンバータ ドライバ
- 高速IFサンプリング・レシーバ
- 高出力パワーのIFアプリケーション
- 計測機器
ドキュメント
データシート 1
アプリケーション・ノート 1
評価用設計ファイル 1
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ソフトウェア・リソース
評価用ソフトウェア 1
ツールおよびシミュレーション
Sパラメータ 1
ADIsimRF
ADIsimRFは使いやすいRFシグナル・チェーン計算ツールです。最大50段までのシグナル・チェーンについて、カスケード・ゲイン、ノイズ、歪み、消費電力を計算し、プロット、エクスポートが可能です。ADIsimRFには、アナログ・デバイセズのRFおよびミックスド・シグナル部品のデバイス・モデルの広範なデータ・ベースも含まれています。
ツールを開くADIsimPLL™
ADIsimPLLは、アナログ・デバイセズの新しい高性能PLL製品の迅速で信頼性の高い評価を可能にします。これは、現在利用できる最も包括的なPLLシンセサイザ設計およびシミュレーション・ツールです。実施されるシミュレーションには、PLL性能に影響を与える重要な非線形効果がすべて含まれます。ADIsimPLLは、設計プロセスから1回以上の反復作業を削除し、設計から市場投入までの時間を短縮します。
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