AD9514
新規設計に推奨クロック分配IC、1.6GHz、分周器、遅延調整、3出力
- 製品モデル
- 2
- 1Ku当たりの価格
- 最低価格:$7.20
製品の詳細
- 1.6GHz差動クロック入力
- 3つのプログラマブル分周器
- 1~32の整数に対応
- 位相選択で出力間の遅延粗調整を実現
- 2つの独立した1.6GHz LVPECLクロック出力
- LVPECL加法的広帯域出力ジッタ、225fs rms
- 独立した1つのLVDS/CMOS出力(800MHz/250MHz)
- LVDS/CMOS加法的広帯域出力ジッタ(300fs rms/290fs rms)
- 最大10nsの遅延
- デバイスを4レベルのロジック・ピンで設定
- 省スペース、32ピンLFCSP
AD9514はマルチ出力クロック分配ICであり、データ・コンバータの性能を最大限に引き出すために低ジッタと低位相ノイズに重点を置いて設計されています。位相ノイズ/ジッタ条件の厳しいその他のアプリケーションでも、このデバイスの利点を活用できます。
独立した3つのクロック出力があり、2つはLVPECL出力、もう1つの出力はLVDSまたはCMOSレベルに設定できます。LVPECL出力は最大1.6GHzまで動作します。3つ目の出力はLVDSモードで800MHzまで、CMOSモードで250MHzまで動作します。
それぞれの出力にはプログラマブルな分周器があり、分周率を1~32の整数値を選択して設定できます。分周器の位相選択機能によって、1つのクロック出力の位相を他のクロック出力に関係付けて設定できます。この位相選択はタイミングの粗調整になります。
LVDS/CMOS出力には、3つの選択可能なフルスケール遅延値(1.5ns、5ns、10ns)による遅延機能があります。それぞれ16ステップの微調整が可能です。
AD9514には、動作/設定用のコントローラを外付けする必要はありません。4レベルのロジックを使って11ピン(S0~S10)でプログラムします。プログラム・ピンは、内部で⅓VSにバイアスされます。VREFピンは⅔VSのレベルを提供し、VS(3.3V)とGND(0V)は他の2つのロジック・レベルを提供します。
AD9514はデータ・コンバータ用のクロック・アプリケーションに最適であり、ピコ秒以下のジッタを持つエンコード信号でコンバータの最大性能を発揮します。
AD9514は32ピンのLFCSPパッケージで提供しており、3.3V単電源で動作します。温度範囲は、-40℃~+85℃です。
アプリケーション
- 低ジッタ、低位相ノイズのクロック分配
- 高速ADC、DAC、DDS、DDC、DUC、MxFE用クロック
- 高性能無線トランシーバ
- 高性能計測器
- 広帯域インフラストラクチャ
- ATE
ドキュメント
データシート 2
アプリケーション・ノート 10
技術記事 6
リファレンス設計 2
ウェブキャスト 1
製品モデル | ピン/パッケージ図 | 資料 | CADシンボル、フットプリント、および3Dモデル |
---|---|---|---|
AD9514BCPZ | 32-Lead LFCSP (5mm x 5mm w/ EP) | ||
AD9514BCPZ-REEL7 | 32-Lead LFCSP (5mm x 5mm w/ EP) |
製品モデル | 製品ライフサイクル | PCN |
---|---|---|
6 9, 2021 - 20_0126 Conversion of Select Sizes LFCSP Products from Punched to Sawn and Transfer of Assembly Site to ASE Korea |
||
AD9514BCPZ | 製造中 | |
AD9514BCPZ-REEL7 | 製造中 | |
9 13, 2017 - 16_0077 CANCELLED: Conversion of Select 4x4, 5x5, 6x6 and 7x7mm LFCSP Package Outlines from Punch to Sawn and Transfer of Assembly Site to ASE Korea. |
||
AD9514BCPZ | 製造中 | |
AD9514BCPZ-REEL7 | 製造中 |
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ツールおよびシミュレーション
AD9514 IBIS Models 1
ADIsimCLK 設計・評価 ソフトウェア
ADIsimCLKはアナログ・デバイセズの超低ジッタのクロック分配器とクロック生成用製品向けに開発された設計ツールです。ADIsimCLKを使用すれば、ワイヤレス・インフラストラクチャ、計測器、ネットワーキング、ブロードバンド、ATE(自動試験装置)あるいはクロック性能が予測可能であることが求められるあらゆる分野のアプリケーションで、設計を迅速に開発、評価、最適化できます。
ツールを開く