ADL5801
新規設計に推奨アクティブ・ミキサー、10MHz~6GHz、高IP3
製品の詳細
- ブロードバンド・アップ・コンバータ / ダウン・コンバータ
- パワー変換ゲイン:1.8dB
- ブロードバンドRF、LOとIFポート
- SSBノイズ指数(NF):9.75dB
- 入力IP3:28.5dBm
- 入力P1dB:13.3dBm
- 標準LO 駆動:0dBm
- 単電源動作5V、130mA
- 低消費動作向けのバイアス調整機能
- 4mm×4mmの露出パドルつき24ピンLFCSPパッケージを採用
ADL5801はLOバッファ・アンプを内蔵した、高リニアリティ、ダブルバランスのアクティブ・ミキサー・コアで、10MHz~6GHzの高いダイナミックレンジの周波数変換を提供します。このミキサーは、独自の直線化アーキテクチャによって構成されており、対称が高入力レベルのときに優れたIP3性能を提供します。バイアスの校正機能によって、入力のリニアリティ、SSBノイズ指数とDC電流は1本の制御ピンを使って最適化することができます。オプションの入力パワー・ディテクタは、適応したバイアス制御を提供します。高い入力リニアリティを備えていますのでこのデバイスは、それ以外の帯域の信号をブロックしているところでは、ダイナミック性能の劣化を招く可能性があります。インバンドのブロッキング信号において要求の厳しい携帯電話用アプリケーションで使うことができます。適応型バイアス機能が備わっているため、この製品は、大きなブロッキング信号が現れた時、高入力IP3性能を提供します。ブロッカーが除去される場合、ADL5801は自動的にバイアス・ダウンでき、低ノイズ指数と低消費電力を提供します。
バランスの取れたアクティブ・ミキサーによって、優れたLOからのRF信号とLOからのIF信号のリーケージ、標準で-40dBm以上、を実現します。IF出力は、200Ω負荷にロードされる時7.8dBの標準的電圧変換ゲインを提供するように設計されています。オープン・コレクタのIF出力は幅広い周波数範囲となっていますので、ADL5801は各種の送信アプリケーションにおいてのアップ・コンバータとして適応させることが出来ます。
ADL5801はSiGe高性能ICプロセスを使って製造されています。この製品は小型4×4mm、24ピンLFCSPパッケージで供給されており、-40~+85℃の温度範囲にわたって動作します。評価用ボードも入手可能です。
アプリケーション
- 携帯電話基地局での受信装置
- 無線リンク・ダウン・コンバータ
- ブロードバンド・ブロック・コンバージョン
- 計測機器
ドキュメント
データシート 1
技術記事 1
評価用設計ファイル 1
ビデオ 2
リファレンス設計 3
製品選択ガイド 1
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ハードウェア・エコシステム
製品モデル | 製品ライフサイクル | 詳細 |
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アナログ制御可変ゲイン・アンプ(VGA) 1 | ||
AD8351 | 製造中 | 差動アンプ、低歪み、RF / IF用 |
インテジャー N PLL 12 | ||
ADF4350 | 製造中 | 広帯域シンセサイザ、VCO内蔵 |
ADF4106 | 製造中 | PLL周波数シンセサイザ、6GHz、整数N |
ADF4360-0 | 製造中 | 整数Nシンセサイザ/VCO出力周波数2400~2725 |
ADF4360-1 | 製造中 | 整数Nシンセサイザ/VCO出力周波数2050~2450 |
ADF4360-2 | 製造中 | 整数 N シンセサイザ/VCO、出力周波数 1850 ~ 2170 |
ADF4360-3 | 製造中 | 整数Nシンセサイザ/VCO出力周波数1600~1950 |
ADF4360-4 | 製造中 | 整数Nシンセサイザ/VCO出力周波数1450~1750 |
ADF4360-5 | 製造中 | 整数Nシンセサイザ / VCO出力周波数1200~1400 |
ADF4360-6 | 製造中 | 整数Nシンセサイザ/VCO出力周波数1050~1250 |
ADF4360-7 | 製造中 | シンセサイザと VCO を集積 |
ADF4360-8 | 製造中 | 整数Nシンセサイザ/VCO出力周波数65~400   |
ADF4360-9 | 製造中 | VCO内蔵のクロック・ジェネレータPLL |
デジタル制御VGA 3 | ||
AD8370 | 製造中 | 可変ゲイン・アンプ、デジタル制御、750MHz |
AD8375 | 製造中 | VGA、IF段、超低歪み |
ADL5336 | 製造中止 | VGA(可変ゲイン・アンプ)、IF用、カスケード接続可能、プログラマブルRMS検出付 |
フラクショナル N PLL 1 | ||
ADF4156 | 製造中 | 周波数シンセサイザ、6.2GHz、フラクショナルN |
完全差動アンプ 2 | ||
ADL5561 | 新規設計に推奨 |
RF/IF用差動アンプ、超低歪み、2.9GHz |
AD8352 | 新規設計に推奨 | 差動アンプ、2GHz、超低歪み、RF/IF用 |
ツールおよびシミュレーション
ADIsimRF
ADIsimRFは使いやすいRFシグナル・チェーン計算ツールです。最大50段までのシグナル・チェーンについて、カスケード・ゲイン、ノイズ、歪み、消費電力を計算し、プロット、エクスポートが可能です。ADIsimRFには、アナログ・デバイセズのRFおよびミックスド・シグナル部品のデバイス・モデルの広範なデータ・ベースも含まれています。
ツールを開くADIsimPLL™
ADIsimPLLは、アナログ・デバイセズの新しい高性能PLL製品の迅速で信頼性の高い評価を可能にします。これは、現在利用できる最も包括的なPLLシンセサイザ設計およびシミュレーション・ツールです。実施されるシミュレーションには、PLL性能に影響を与える重要な非線形効果がすべて含まれます。ADIsimPLLは、設計プロセスから1回以上の反復作業を削除し、設計から市場投入までの時間を短縮します。
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