ADL5336
製造中止VGA(可変ゲイン・アンプ)、IF用、カスケード接続可能、プログラマブルRMS検出付
製品の詳細
- RMSのAGC検出器を備えたVGAのペアー
- VGAおよびAGCモードでの動作が可能
- 連続ゲイン制御範囲:48 dB
- ノイズ指数(NF)=6.8dB@最大ゲイン
- 1.0Vp-p複合出力に対して62dBc以上のIMD3
- 差動入力/差動出力
- VGA2では、マルチプレクス入力が可能
- プログラマブルな検出AGCセットポイント
- プログラマブルVGA最大ゲイン
- パワーダウン機能
- 5 V単電源動作
ADL5336は、一対の可変ゲイン・アンプ(VGA)から構成されており、カスケードIFアプリケーション向けに設計されています。アンプは、dB値で直線的なゲイン制御を備えており、低い周波数から1GHzの周波数で動作します。これらアンプの制御範囲にわたった優れたゲイン適合性と周波数にわったるゲイン平坦性は、高性能可変ゲイン制御に使われている革新技術である、アナログ・デバイセズ特許収得済みのX-AMP® アーキテクチャに負っています。
各VGAは、24dBのゲイン制御範囲を持っています。これらの最大ゲインは、SPIを介して、それぞれ独立に6dBレンジで、プログラム可能となっています。VGAは、合計48dBの範囲を提供するようにカスケード接続することができます。1:4のバランを介して50Ωのソース・インピーダンス源に接続した場合、ゲインは6dB高くなります。2番目のVGAは、SPIのプログラマブル入力スイッチを持っており、2つの外部入力のうちの1つを選択します。
200Ωのソースまたは1:4のバランを介した50Ωのソースからドライブされた場合、複合アンプでのノイズ指数(NF)は、最大ゲイン時で6.8dBとなります。各VGAの出力は、100Ω負荷を最大5Vp-pでドライブすることができます。
各VGAは、自立での自動ゲイン制御(AGC)動作用のために、個別に2乗則検出器を持っています。各検出器のセットポイントは、SPIを介して、-24dBV~-3dBV間を3dBステップで個別にプログラムすることができます。両方のVGAがAGCモードにアレンジされ、同じセットポイントにプログラムされた場合、複合のNFは、最大ゲインから18dBほど減少した時に、9dB増加します。
ADL5336は、5Vの供給電源で動作し、80mA(typ)の電流を消費します。ディセーブル時の消費電流は4mAです。この製品は、最新シリコン・ゲルマニウムBiCMOSプロセスで製造され、露出パドル付きの32ピンLFCSPを採用しています。性能は、-40~+85℃の温度範囲にわたって仕様規定されています。
アプリケーション
- ポイントtoマルチ・ポイント間無線
- 計測機器
- 医療機器
ドキュメント
データシート 1
アプリケーション・ノート 1
製品選択ガイド 1
リファレンス設計 1
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ソフトウェア・リソース
ツールおよびシミュレーション
ADIsimRF
ADIsimRFは使いやすいRFシグナル・チェーン計算ツールです。最大50段までのシグナル・チェーンについて、カスケード・ゲイン、ノイズ、歪み、消費電力を計算し、プロット、エクスポートが可能です。ADIsimRFには、アナログ・デバイセズのRFおよびミックスド・シグナル部品のデバイス・モデルの広範なデータ・ベースも含まれています。
ツールを開くADIsimPLL™
ADIsimPLLは、アナログ・デバイセズの新しい高性能PLL製品の迅速で信頼性の高い評価を可能にします。これは、現在利用できる最も包括的なPLLシンセサイザ設計およびシミュレーション・ツールです。実施されるシミュレーションには、PLL性能に影響を与える重要な非線形効果がすべて含まれます。ADIsimPLLは、設計プロセスから1回以上の反復作業を削除し、設計から市場投入までの時間を短縮します。
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