LTC6902
製造中スペクトラム拡散周波数変調機能を搭載したマルチフェーズ発振器
- 製品モデル
- 4
- 1Ku当たりの価格
- 最低価格:$3.05
製品の詳細
- 2、3または4フェーズ出力
- オプションのスペクトル拡散周波数変調により、EMC性能が向上
- 5kHz~20MHzの周波数範囲
- 1本の外付け抵抗で周波数を設定
- 1本の外付け抵抗で周波数拡散のパーセンテージを設定
- 消費電流:400μA(標準)、VS = 3V、1MHz
- 周波数誤差:1.5%以下、5kHz~10MHz(TA = 25℃)
- 周波数誤差:2%以下、5kHz~10MHz(TA = 0℃~70℃)
- 温度安定性:±40ppm/℃
- 短い起動時間:50μs~1.5ms
- 100ΩのCMOS出力ドライバ
- 2.7V~5.5V単一電源動作
- 10ピンMSパッケージ
LT6902は、小型パッケージでマルチフェーズ出力を供給する、使いやすい高精度低消費発振器です。発振周波数は1本の外付け抵抗(RSET)で設定されます。また、オプションのスペクトラム拡散周波数変調(SSFM)機能も搭載しています。この機能は追加の外付け抵抗(RMOD)で起動、制御可能です。
LTC6902のマスタ発振器はRSET抵抗で制御し、100kHz~20MHzの周波数範囲を提供します。また、プログラム可能な分割器(1、10、100のいずれかで分割)を内蔵しているので、さらに広い出力周波数範囲を提供可能です。プログラム可能な内蔵マルチフェーズ回路が2、3、または4フェーズの波形を生成します。
LTC6902のSSFM機能は擬似ランダムノイズ(PRN)信号によって発振周波数を変調し、発振器のエネルギーを広い周波数帯域に拡散します。この拡散により、電磁放射のピーク・レベルを低下させ、電磁両立性(EMC)を向上させることができます。周波数拡散量は1本の追加外付け抵抗(RMOD)でプログラム可能で、MODピンをグランドに接続することによってディスエーブルされます。
アプリケーション
- スイッチング電源用クロック・リファレンス
- バッテリ駆動の携帯機器
- PDA
- 携帯電話
- スイッチトキャパシタ・フィルタのクロック駆動
ドキュメント
データシート 2
信頼性データ 1
アプリケーション・ノート 2
デザイン・ノート 1
技術記事 4
製品セレクタ・カード 1
製品モデル | ピン/パッケージ図 | 資料 | CADシンボル、フットプリント、および3Dモデル |
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LTC6902CMS#PBF | 10-Lead MSOP | ||
LTC6902CMS#TRPBF | 10-Lead MSOP | ||
LTC6902IMS#PBF | 10-Lead MSOP | ||
LTC6902IMS#TRPBF | 10-Lead MSOP |
製品モデル | 製品ライフサイクル | PCN |
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2 4, 2020 - 20_0130 Laser Top Mark Conversion for 10-Lead MSOP Packages Assembled in ADPG and UTAC |
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LTC6902CMS#PBF | 製造中 | |
LTC6902CMS#TRPBF | 製造中 | |
LTC6902IMS#PBF | 製造中 | |
LTC6902IMS#TRPBF | 製造中 |
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ツールおよびシミュレーション
LTspice 1
下記製品はLTspiceで使用することが出来ます。:
- LTC6902
OscCalc選択および合成ツール
アプリケーションに適したシリコン発振器を短時間で容易に選択いただけます。(注:OscCalcを機能させるには、Excelのマクロを有効にする必要があります。)
ツールを開く
LTspice®は、無料で提供される強力で高速な回路シミュレータと回路図入力、波形ビューワに改善を加え、アナログ回路のシミュレーションを容易にするためのモデルを搭載しています。