MAX77542
新規設計に推奨16VIN/16Aの4相高効率降圧コンバータ
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製品の詳細
- 入力電圧範囲:2.8V~16V
- 出力電圧範囲:0.3V~5.2V
- 5相構成で最大16A(4A/Φ)
- VOUT精度(+25°CにおけるデフォルトのVOUTからの誤差):±0.5%
- 94%のピーク効率(7.6VIN、3.3VOUT、1MHz)
- スキップ/PWMの自動遷移および低消費電力モード
- ドロップアウト動作:最大デューティ・サイクルの98%
- 差動出力電圧検出
- 柔軟なシーケンサでソフトスタート/ソフトストップのスルー・レートに対応
- 起動のプリバイアスとアクティブ出力放電
- 公称スイッチング周波数:0.5MHz/1.0MHz/1.5MHz
- スペクトラム拡散変調によるEMI低減
- 内部周波数/外部周波数のトラッキング
- RSELxによるVOUTと位相構成のデフォルト設定
- EN、LPM、FPWM、POKのための多機能I/O
- UVLO、サーマル・シャットダウン、短絡保護
- 高速のI2Cシリアル・インターフェース
- 60バンプWLP(4.36mm x 2.56mm x 0.65mm)を採用
- 2520個のインダクタを含む合計ソリューション・サイズが115mm2未満
MAX77542は、4Aスイッチング位相を4つ備えた高効率の降圧コンバータです。適応型の定常オン時間(COT:Constant On-Time)電流モード制御方式とその柔軟なアーキテクチャにより5つの位相構成に対応します。入力電圧範囲が広く、1~3セルのリチウムイオン・バッテリやUSB電力供給(PD)の電源レールからの直接変換によって1V未満の出力が得られます。出力電圧は抵抗でプリセットされていますが、I2C互換のインターフェースを介して調整可能です。
柔軟なシーケンサとプログラマブルなソフトスタート/ソフトストップ・スルー・レートにより、動作状態間の遷移を制御することができます。プログラマブルなスイッチング周波数、周波数トラッキング、スペクトラム拡散機能により、ノイズの影響を受けやすいアプリケーションにおいてシステムを容易に最適化できます。EN、LPM、FPWM、POK、RSTINB、RSTOBステータスの各出力を多機能I/Oで柔軟に制御することができます。異常な動作条件下でも、内蔵された数々の保護機構によって安全な動作が確保されます。
アプリケーション
- 1~3セルのリチウムイオンおよびUSB-C電力供給システム
- オーディオ/ビデオ機器およびPCIe/RAIDカード
- アプリケーション・プロセッサ、FPGA、DSP、ASIC
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。