ADL5513
ADL5513
新規設計に推奨ログ検出器/コントローラ、1MHz~4GHz、80dB
- 製品モデル
- 3
- 1Ku当たりの価格
- 最低価格:$6.84
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製品の詳細
- 広帯域幅:1MHz~4GHz
- 80dBのダイナミック・レンジ(±3dB)
- 周波数全域にわたって一定のダイナミックレンジ
- -40~+125℃の温度範囲にわたって安定動作0.5dB
- 動作温度範囲:-40℃~+125℃
- 感度:-70dBm
- ローノイズ計測/コントローラ出力(VOUT)
- パルス応答時間:21ns/20ns(立下り/立ち上がり)
- 単電源動作:2.7V~5.5V@31mA
- パワーダウン機能:1mW@5V
- 小型フットプリントLFCSP
- 高速SiGe製造プロセスを採用
ADL5513は、復調用ログアンプで、RF入力信号を対応するデシベル・スケールの出力に正確に変換します。この製品は、各段に検出セルを備えたアンプをカスケード接続し、全体で斬新的な圧縮技術を採用しています。AD5513は、計測モード、制御モードのどちらでも使うことができます。AD5513は、最大4GHzの信号まで、正確にログ変換の一致を維持します。入力のダイナミックレンジは標準80dB(50Ωに対して)で、±3dB以下の誤差、74dBの場合は±1dB以下の誤差となります。このダイナミックレンジは、4GHzの周波数全体に渡って、ほぼ一定を保ちます。ADL5513の応答時間は20nsで、50MHz以上のパルス・レートまでのRFバースト検出が可能です。このデバイスは、周囲温度に対して優れたログ・インターセプト安定性を持っています。デバイスの電源としては、2.7V~5.5Vの電源電圧を必要とします。消費電流は31mAで、デバイスをディスエーブルすると、200μmA以下に減少します。
ADL5513は、パワーアンプへの制御電圧を供給する構成、あるいはVOUTピンから計測値を出力する構成ができます。出力をコントローラ・アプリケーションとして使用できるようにするためには、広帯域幅ノイズを最小限にすることに特に注意が必要です。このモードでは、VSETピンにセットポイント制御電圧が印加されます。RFアンプを通したフィードバック・ループはVOUTを経由してクロースドされます。この出力はアンプの出力を、VSETに対応する大きさに制御します。ADL5513は、VOUTピンに0V~(VPOS-0.1)Vを出力する能力があり、コントローラ・アプリケーションに最適となっています。計測用デバイスとしては、VOUTをVSETに外部で接続し、出力電圧VOUTは、RF入力信号の振幅に伴ってデシベル・リニアーな特性で増加します。
ログ・スロープは21mV/dBで、VSETインターフェースによって決定されます。インターセプトは、INHI入力を用いて、-88dBm(50Ωに対して、900MHzの連続した波形入力)となります。これらのパラメータは、供給電源や温度の変動に対して、非常に安定しています。
ADL5513は、SiGeバイポーラICプロセスで製造され、3mm×3mmの16ピンLFCSPパッケージを採用し、動作温度範囲は-40℃~+125℃です。全部品実装済みの評価ボードも提供しております。
アプリケーション
- RFトランスミッタ・パワー・アンプ・直線化とゲイン/パワー制御
- 無線リンク・トランスミッタのパワーモニター
- 基地局、WLAN、WiMAX、レーダーでのRSSI計測
ドキュメント
データシート 1
アプリケーション・ノート 2
技術記事 7
評価用設計ファイル 1
製品選択ガイド 1
製品モデル | ピン/パッケージ図 | 資料 | CADシンボル、フットプリント、および3Dモデル |
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ADL5513ACPZ-R2 | 16-Lead LFCSP (3mm x 3mm w/ EP) | ||
ADL5513ACPZ-R7 | 16-Lead LFCSP (3mm x 3mm w/ EP) | ||
ADL5513ACPZ-WP | 16-Lead LFCSP (3mm x 3mm w/ EP) |
製品モデル | 製品ライフサイクル | PCN |
---|---|---|
2 13, 2014 - 14_0038 Conversion of 3x3mm body Size LFCSP Package Outlines from Punch to Sawn and Transfer of Assembly Site to Amkor Philippines. |
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ADL5513ACPZ-R2 | 製造中 | |
ADL5513ACPZ-R7 | 製造中 |
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ツールおよびシミュレーション
Sパラメータ 1
ADIsimPLL™
アナログ・デバイセズの新しい高性能PLL製品を迅速かつ確実に評価できるツールです。現在利用できるツールの中で、最も総合的なPLLシンセサイザーの設計/シミュレーション・ツールです。実施されるシミュレーションには、主要な非線形効果が含まれており、これはPLLの性能に大きく影響を及ぼします。ADIsimPLLによって、設計プロセスの繰り返し作業が1つ以上排除されるため、設計から製品の市場投入までの期間が大幅に短縮することができます。
ツールを開くADIsimRF
アナログ・デバイセズのADIsimRF設計ツールは、カスケード・ゲインやノイズ指数、IP3、P1dB、総合消費電力などRFシグナル・チェーン内の最も重要なパラメータの計算を行います。
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