製品概要
機能と利点
- 超低歪み、高分解能ソース
- DC、50Hz~40kHzの周波数範囲
- 独自のデジタル・プリディストーション(DPD)アルゴリズム
- THD:−130dBc THD(1kHz時の代表値)
- オンボード・パターン・メモリを用いた任意波形発生(AWG)
- 差動(バランス)出力:最大3.5VRMS
- 保存された複数の波形間の高速パターン切り替え
- 完全差動入力アクイジション・チャンネル
- スモール・フォーム・ファクタ(60mm × 40mm)
- 低消費電力:1W(代表値、自己消費電力)
- テストおよび測定システムに統合するためのSPIインターフェース
製品概要
ADMX1001は、アクイジション・チャンネルを備えた超低歪み正弦波および高分解能任意波形の発生器です。この高性能モジュールは、独自のデジタル・プリディストーション・アルゴリズムの実例となるものであり、信号歪みを、高性能D/Aコンバータ(DAC)とアンプだけで達成できるレベルよりも低減します。その差動出力は、高性能A/Dコンバータ(ADC)、オーディオ・コーデック、およびその他のオーディオICやシステムのテストで必要とされることが多いコモンモード・レベルに設定できます。信号発生器とアクイジション・チャンネルは、別々の使いやすいSPIインターフェースを用いて個別に制御できます。ADMX1001は、スモール・フォーム・ファクタを有するため、テスト・システムに容易に組み込むことができ、あるいは、測定や特性評価用の作業台で簡単に使用できます。
アプリケーション
- ハイエンド・オーディオのテスト
- A/Dコンバータの特性評価およびテスト
- センサーおよびトランスデューサーのテスト
- 周波数応答とネットワーク解析
- 自動試験装置(ATE)
はじめに
使用説明の詳細については、次のWikiを参照してください。 ADMX1001 and ADMX1002, Ultra-low Distortion, Low Noise Signal Generator and Acquisition Evaluation Modules[アナログ・デバイセズWiki]
注:評価用ソフトウェアはダウンロードできます。
クイック・スタート:
- GUIをダウンロードし、インストールします。
- SDPドライバをダウンロードし、インストールします。
- ADMX1001モジュールをキャリア・ボードEVAL-ADMX100X-FMCZに差し込みます。
- SDP-H1ボードを、EVAL-ADMX100X-FMCZのFMCコネクタに接続します。
- SDP-H1とホストPCをUSBケーブルで接続します。
- 付属の電源アダプタを用いて、SDP-H1に給電し、次に、EVAL-ADMX100X-FMCZに給電します。
- GUIを起動します。
推奨システム動作環境
完全な評価ソリューションを得るには、次の3つのボードをすべて購入する必要があります。
- ADMX1001B
- EVAL-ADMX100X-FMCZ
- EVAL-SDP-CH1Z
その他の要件
- Windows 10以降で動作するPC
- EVAL-ADMX100X-FMCZボード
- ADMX1001Bボード
- SDP-H1ボード
- 電源アダプタ
- ADMX1001グラフィカル・ユーザ・インターフェース(GUI)
- SDPドライバ