AD9878
製造中ミックスド・シグナル・フロントエンド(MxFE®)、低価格、3.3 V CMOS、ブロードバンド・アプリケーション向け
製品の詳細
- ブロードバンド・アプリケーション向け低価格3.3V CMOS MxFE®
- DOCSIS、EURO-DOCSIS、DVB、DAVIC互換
- 232 MHz直交デジタル・アップコンバータ
- 12ビット・ダイレクトIF・DAC(TxDAC+®)
- 最大65 MHzまでのキャリア周波数DDS
- プログラマブル・サンプリング・クロック・レート
AD9878は、単電源で動作するケーブル・モデム/セットトップ・ボックス対応のミックスド・シグナル・フロントエンドです。この製品は送信経路インターポレーション・フィルタ、フル機能の直交型デジタル・アップコンバータ、送信D/Aコンバータを搭載しています。受信経路にはデュアル、12ビットADCと10ビットADCを搭載されています。内部で必要な全クロックと出力システム・クロックは、1個の水晶発振器/クロック入力からPLLによって生成されます。
送信経路インターポレーション・フィルタは、最大5.8 MHzの出力信号帯域幅で16×のアップサンプリング係数をサポートします。ダイレクト・デジタル・シンセサイザ(DDS)は、26ビットの周波数チューニング分解能で最大65 MHzのキャリア周波数を生成します。送信DACの分解能は12ビットで、232 MSPSのサンプリング・レートで実行できます。低い出力レベルが必要な場合は、0~7.5 dB(0.5 dBステップ)のアナログ出力を使って送信経路のS/N比を保持できます。
12ビットADCの優れたアンダーサンプリング性能により、最大70 MHzのIF入力でENOBが10を超える優れた性能が得られます。12ビットIF ADCは最大29 MHzのサンプリング・レートをサポートできるので、広帯域の信号入力を処理できます。
AD9878はプログラマブルΣΔ DACを搭載していますが、これにより可変ゲイン・アンプ(VGA)、電圧制御チューナなどの外部コンポーネントを制御できます。ホスト・プロセッサは、AD9878が搭載しているCAポートを使用して、MxFEシリアル・ポート(SPORT)経由でPGA(プログラマブル・ゲイン・アンプ)ケーブル・ドライバのAD8321/AD8323またはAD8322/AD8327/AD8328とインターフェースできます。
AD9878は100ピンLQFPパッケージを採用しています。AD9878は、拡張工業温度範囲(-40°C ~ +85°C)で仕様規定されています。
ドキュメント
データシート 1
アプリケーション・ノート 1
技術記事 1
よく聞かれる質問 1
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
評価用キット
最新のディスカッション
ad9878に関するディスカッションはまだありません。意見を投稿しますか?
EngineerZone®でディスカッションを始める