MAX77859
新規設計に推奨USB-PD/PPSアプリケーション向けの2.5V~22V入力、7.8Aスイッチング電流高効率昇降圧コンバータ
- 製品モデル
- 2
- 1Ku当たりの価格
- 価格は未定
製品の詳細
- 広い入力電圧範囲:2.5V~22V
- 設定可能な出力電圧
- 内部帰還抵抗を使用する場合は3.2V~16V
- 外部帰還抵抗を使用する場合は3.0V~20V(表1を参照)
- USB Type-C®給電(PD)/プログラマブル電源(PPS)
- 出力電圧ステップ・サイズ:20mV
- 出力電流制限ステップ・サイズ:50mA
- 最大出力電流
- 降圧モード:最大6A
- 昇圧モード:最大4A(VIN = 3.7V、VOUT = 5V)
- スイッチング電流:7.8A(代表値)
- 自動SKIPモードと強制PWMモード
- RSEL設定
- I2Cインターフェースのターゲット・アドレス
- スイッチング電流制限の閾値
- 内部/外部帰還抵抗
- I2Cプログラミング
- 出力電圧(DVS)
- 出力電圧の変化のスルー・レート
- 出力電流制限の閾値
- スイッチング電流制限の閾値
- スイッチング周波数
- 強制PWMモード動作(FPWM)
- ループ補償
- 電源監視(POK)および故障ステータス/割込み
- 出力アクティブ放電
- オープンドレイン・ステータス/割込みピン
- 3.01mm x 2.78mm 42ウェーハ・レベル・パッケージ(WLP)または4.0mm x 4.0mm 19 FC2QFNで提供
MAX77859は、高効率、高性能の昇降圧コンバータであり、広い入力電圧範囲(2.5V~22V)が必要なシステム向けに設計されています。このICは、降圧モードで最大6A、昇圧モードで最大4Aの出力電流を供給できます(VIN = 3.7V、VOUT = 5V)。このICを使用すると、システムはI2Cシリアル・インターフェースを通じて出力電圧を動的に変更できます。MAX77859Aは、USB-C PPS条件を満たすために、I2Cで調整できる、分解能50mA/ステップの(検出抵抗10mΩ)出力電流制限機能を備えています。MAX77859Bは非PPSバージョンで、低静止電流向けに最適化されています。MAX77859を搭載したシステムは、高速充電周辺機器に高い出力電圧を供給できるため、ケーブル/コネクタ間の電力損失を最小限に抑え、充電時間を短縮できます。
このICは、動作条件に応じて効率を最適化するために、SKIPモードまたは強制PWM(FPWM)モードで動作します。内部帰還抵抗を使用している場合のデフォルトの出力電圧は5Vです。外部帰還抵抗を使用している場合は、3V~20Vの範囲内でデフォルトの出力電圧を任意に設定することもできます。出力電圧は、I2Cシリアル・インターフェースを通じて内部リファレンス電圧をプログラムすることにより、内部帰還抵抗を使用する場合は3.2V~16Vの間(20mVステップ)で、外部帰還抵抗を使用する場合は3V~20Vの間(ステップサイズは外部帰還抵抗の比率に依存)で、動的に調整可能です(DVS)。詳細については、「出力電圧の設定」セクションを参照してください。
MAX77859Aは出力電流制限値を備えています。10mΩの検出抵抗を使用する場合、出力電流制限の閾値はデフォルト値が3Aで、I2Cシリアル・インターフェースを通じて50mAステップで1A~5Aの間で動的に調整できます。
SELピンを使用すると、単一の外部抵抗RSELをAGNDに接続して、以下をプログラムできます。
- I2Cインターフェースのターゲット・アドレス(4つのオプション)
- スイッチング電流制限の閾値(4つのオプション)
- 帰還抵抗の選択(内部または外部)
アプリケーション
- USB PD 3.0(PPS)動的再構成可能プロセッサ(DRP)アプリケーション
- スペースに制約のあるアプリケーション
ドキュメント
データシート 2
製品モデル | ピン/パッケージ図 | 資料 | CADシンボル、フットプリント、および3Dモデル |
---|---|---|---|
MAX77859AEWO+ | 42-WLCSP-N/A | ||
MAX77859AEWO+T | 42-WLCSP-N/A |
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ツールおよびシミュレーション
ソフトウェア開発 1
評価用キット
最新のディスカッション
max77859に関するディスカッションはまだありません。意見を投稿しますか?
EngineerZone®でディスカッションを始める