ADL5504
ADL5504
新規設計に推奨パワー検出器、450MHz~6,000MHz、TruPwr™
- 製品モデル
- 1
- 1Ku当たりの価格
- 最低価格:$3.57
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製品の詳細
- 真のrms応答検出
- 優れた温度安定性
- 温度に対して±0.25dBrmsの検出精度
- 35dBにわたる入力パワー・ダイナミックレンジ(クレスト・ファクターを含む)
- RF帯域幅:450MHz~6,000MHz
- 入力インピーダンス:500Ω
- 単電源動作:2.5V~3.3V
- 低消費電力:1.8mA@3.0V電源
- RoHs準拠製品
ADL5504は(真のrms)パワー検出を意味するTruPwr™ICで、450MHz~6000MHzの高周波受信機と送信機での信号処理に使われます。2.5V~3.3V間の単電源だけを必要とし、検出器は1.8mAに満たない電流しか流れません。入力は内部でAC結合されており公称入力インピーダンスは500Ωとなっています。rms出力は、900MHzで1.87V/Vの変換ゲインを伴う、直線的応答のDC電圧です。
ADL5504は高精度でしかも複合波形のrms値を簡単に決定することができます。このデバイスは、単純な波形および複合波形両者のパワー計測に使うことが可能で、W-CDMA、CDMA2000、WLANやLTE波形のような、高いクレスト・ファクター(高いピーク対rms比)を持った信号の計測には特に有効です。
オンチップのモジュレーション・フィルタは、ほとんどの波形に対して適切な平均値を提供します。より複雑な波形に対しては、FLTRピンに外付けのコンデンサが、追加信号のデモジュレーションとして使うことができます。出力段のオンチップ100Ωシリーズ抵抗と外付けシャント・キャパシタの組み合わせは、ローパス・フィルタ応答を作って、DC出力電圧に重乗した余剰のリップルを削減します。
ADL5504は、30dB範囲にわたって優れた温度安定性を提供し、温度範囲全域、ダイナミックレンジの最上部ではほとんど0dBの測定誤差を提供します。この温度安定性に加え、ADL5504は、処理上の変化が小さいので、更なるキャリブレーションの複雑さを軽減させます。
このパワー検出器は、-40℃~+85℃で動作し、6ボール、0.8mm×1.2mmのウエハー・レベル・チップ・スケール・パッケージ(WLCSP)をパッケージ採用しています。この製品は、高fTを持つシリコンBiCMOSプロセスで製造されています。
アプリケーション
- W-CDMA、CDMA2000、QPSK-/QAMベースOFDM(LTE、WiMAX)その他の複雑な変調波形のパワー計測
- RF送信または受信でのパワー計測
ドキュメント
データシート 1
評価用設計ファイル 1
製品モデル | ピン/パッケージ図 | 資料 | CADシンボル、フットプリント、および3Dモデル |
---|---|---|---|
ADL5504ACBZ-P7 | 6-Lead WLCSP (0.91mm x 1.39mm) |
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ツールおよびシミュレーション
ADIsimRF
ADIsimRFは使いやすいRFシグナル・チェーン計算ツールです。最大50段までのシグナル・チェーンについて、カスケード・ゲイン、ノイズ、歪み、消費電力を計算し、プロット、エクスポートが可能です。ADIsimRFには、アナログ・デバイセズのRFおよびミックスド・シグナル部品のデバイス・モデルの広範なデータ・ベースも含まれています。
ツールを開くADIsimPLL™
ADIsimPLLは、アナログ・デバイセズの新しい高性能PLL製品の迅速で信頼性の高い評価を可能にします。これは、現在利用できる最も包括的なPLLシンセサイザ設計およびシミュレーション・ツールです。実施されるシミュレーションには、PLL性能に影響を与える重要な非線形効果がすべて含まれます。ADIsimPLLは、設計プロセスから1回以上の反復作業を削除し、設計から市場投入までの時間を短縮します。
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