ADMV4630
新規設計に推奨フラクショナルN PLLおよびVCO内蔵のKuバンド・アップコンバータ
- 製品モデル
- 2
- 1Ku当たりの価格
- 最低価格:$25.63
製品の詳細
- IFからKuバンドへのPLL内蔵アップコンバータ
- RF出力周波数範囲:14.0GHz~14.5GHz
- 内部LO周波数範囲:8.7GHz~10.7GHz
- ノイズ・フロア密度:−140dBm/Hz未満
- 50Ωに整合したシングルエンドRF出力およびIF入力
- オンチップ・パワー・ディテクタ
- オンチップADC
- トランスミッタ・シンセサイザ・ロック検出機能
- 4線式SPIインターフェースを介して20MHzでプログラム可能
- トランスミッタ・ミュート機能
- 6mm × 6mmの40ピンLFCSPパッケージ
ADMV4630は、14.0GHz~14.5GHzの周波数範囲で動作する様々な衛星通信(SATCOM)のユーザ・ターミナル用に最適化されたKuバンドのアップコンバータです。
ADMV4630のローカル発振器(LO)信号は、内蔵インテジャーN(INT)シンセサイザを介して内部生成されます。この内蔵シンセサイザにより、8.7GHz~10.7GHzのLO周波数をカバーできます。3GHz~5GHzの入力中間周波数(IF)信号は、14.0GHz~14.5GHzのRFにアップコンバージョンされます。チップには、LOフィードスルーと不要な下側波帯の両方を減衰する、フィルタリング機能が備わっています。更に、チップのIF入力部にはデジタル・ステップ減衰器があり、1dBステップで最大31dBのゲイン制御範囲が可能であるため、前段でのケーブル損失に合わせて調整できます。シンセサイザのロックが解除されている場合、トランスミッタ出力は自動的にミュートされます。
デジタル・シリアル・ペリフェラル・インターフェース(SPI)により、周波数とゲインを高速でプログラミングできます。デジタルSPI制御の他、アナログ制御ピン(TX_MUTE)も全回路を急速にパワー・ダウンすると共にレシーバーをスタンバイ・モードにして、電力を節約します。更に、アナログ汎用入出力(AGPIO)ピンは、内蔵A/Dコンバータ(ADC)によって読み出される入力、または、絶対温度(PTAT)電圧に比例するアナログ出力として使用できます。また、ロジック・レベルを出力するデジタルGPIOピンが3本あり、SPIを使用して外部デバイスを制御できます。
ADMV4630アップコンバータは、コンパクトな6mm × 6mmの熱強化型40ピン・リード・フレーム・チップ・スケール・パッケージ(LFCSP)を採用しています。このデバイスは、−40℃~+85℃のケース温度範囲で動作します。
アプリケーション
- SATCOMユーザ・ターミナル
ドキュメント
データシート 2
ユーザ・ガイド 1
Analog Dialogue 1
製品モデル | ピン/パッケージ図 | 資料 | CADシンボル、フットプリント、および3Dモデル |
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ADMV4630BCPZN | 40-Lead LFCSP (6mm x 6mm w/ EP) | ||
ADMV4630BCPZN-RL7 | 40-Lead LFCSP (6mm x 6mm w/ EP) |
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ツールおよびシミュレーション
LTspice®は、無料で提供される強力で高速な回路シミュレータと回路図入力、波形ビューワに改善を加え、アナログ回路のシミュレーションを容易にするためのモデルを搭載しています。