ADMV1013S
新規設計に推奨24GHz~44GHz、広帯域、マイクロ波アップコンバータ
製品の詳細
- 広帯域RF入力周波数範囲:24GHz~44GHz
- 2つのアップコンバージョン・モード
- ベースバンドI/QからRFへのダイレクト・コンバージョン
- 実IFからの単側波帯アップコンバージョン
- LO入力周波数範囲:5.4GHz~10.25GHz
- 最大41GHzのLO 4逓倍器
- 50ΩのシングルエンドRF出力およびIF入力に整合
- 100Ωに整合したバランスLO入力または50ΩシングルエンドLO入力のどちらかを選択可能
- 100Ωのバランス・ベースバンド入力
- 側波帯抑圧特性と搬送波フィードスルーの最適化
- トランシーバ電力制御用の可変減衰器
- 4線式SPIを介してプログラム可能
- 40端子ランド・グリッド・アレイ・パッケージ(LGA)
商用宇宙製品向けの機能
- 航空宇宙アプリケーションをサポート
- 適合性認定
- ウェーハ拡散ロット・トレーサビリティ
- NASA PEM-INST-001およびSAE AS6294に準拠したフローに基づく認定
- バーンイン、寿命テスト、デルタ解析
- 放射線ロット受け入れ試験(RLAT)
- トータル・ドーズ効果(TID)
- ガス放出の特性評価
ADMV1013Sは広帯域のマイクロ波アップコンバータです。ポイントtoポイント・マイクロ波無線設計に最適化され、24GHz~44GHzのRF範囲で動作します。
このアップコンバータには2つの周波数変換モードがあり、ベースバンド同相直交(I/Q)入力信号からRFへのダイレクト・コンバージョンと、複素中間周波数(IF)入力からの単側波帯(SSB)アップコンバージョンが可能です。ベースバンドI/Q入力パスはディスエーブルにすることが可能で、0.8GHz~6.0GHzの任意の変調複素IF信号をIFパスに挿入して、不要な側波帯を通常26dBc以上抑えながら24GHz~44GHzにアップコンバートすることができます。シリアル・ポート・インターフェース(SPI)によって直交位相およびミキサーのゲート電圧の調整が可能となり、最適な側波帯抑圧特性と局部発振器(LO)のヌル化が実現します。更に、SPIを使用することで、出力エンベロープ・ディテクタをパワー・ダウンして消費電力を削減できます。
ADMV1013Sアップコンバータは、40端子ランド・グリッド・アレイ・パッケージ(LGA)で提供されます。ADMV1013Sは−40°C~+85°Cのケース温度範囲で動作します。
アプリケーションと技術情報の詳細については、商用宇宙製品プログラムのパンフレット、およびADMV1013のデータシートを参照してください。
アプリケーション
- 地球低軌道(LEO)および地球中軌道(MEO)衛星
- 対地同期軌道(GEO)衛星
- アビオニクス(航空電子機器)
- ポイントtoポイント・マイクロ波無線
- レーダーおよび電子戦システム
ドキュメント
データシート 2
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ソフトウェア・リソース
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