製品概要
機能と利点
クワッド・ミックスド・シグナル・フロントエンド・デジタル化カード- ミックスド・シグナル・フロントエンド使用の多チャンネル広帯域システム開発プラットフォーム
- Xilinx VCU118評価用ボード(別売り)に接続
- 16x RF受信(Rx)チャンネル(32xデジタルRxチャンネル)
- 合計16x 1.5GSPS~4GSPS ADC
- 48xデジタル・ダウン・コンバータ(DDC)、それぞれ複数の数値制御発振器(NCO)を含む
- 16xプログラマブルFIRフィルタ(pFIR)
- 16x RF送信(Tx)チャンネル(32xデジタルTxチャンネル)
- 合計16x 3GSPS~12GSPS DAC
- 48xデジタル・アップ・コンバータ(DUC)、それぞれ複数の数値制御発振器(NCO)を含む
- フレキシブルRx/Tx RFフロント・エンド
- Rx:フィルタリング、アンプ、ゲイン・コントロール用デジタル・ステップ減衰
- Tx:フィルタリング、アンプ
- 単一12V電源アダプタ(付属)からのオンボード電力レギュレーション
- 柔軟なクロック分配
- 単一外部500MHzリファレンスからのオンボード・クロック分配
- ミックスド・シグナル・フロントエンドごとの外部コンバータ・クロックのサポート
- クワッド・ミックスド・シグナル・フロントエンド・デジタル化カードおよびVCU118 PMODインターフェースに接続(ケーブル付属)
- 個別の隣接チャンネル・ループバックおよび結合チャンネル・ループバック・オプションを提供
- SMAオプションを介したTxチャンネル出力の結合
- SMAオプションを介したRxチャンネル入力の結合
- PMODでのVCU118へのAD5592R出力によるオンボード・ログ・パワー・ディテクタ
- 単一12V電源アダプタ(付属)からのオンボード電力レギュレーション
簡単な制御ツールとプラットフォーム・インターフェースによりソフトウェア・フレームワーク開発を簡略化:
- IIOオシロ・スコープGUI
- MATLABアドオンおよびスクリプト例
- JESD204b/JESD204cの起動を含むHDLビルドの例
- Linuxおよびデバイス・ドライバ向けの組み込みソフトウェア・ソリューション
- MATLABシステム・アプリケーションGUI
- 電源投入時の位相確定のためのマルチチップ同期
- NCOを用いたシステム・レベルでの振幅/位相アライメント
- 低レイテンシのADC-DACループバックのバイパスJESDインターフェース
- 広帯域チャンネル間の振幅/位相アライメントのためのpFIR制御
- 高速周波数ホッピング
- キャリブレーション・ボードのMATLABドライバ・ファイル
- FPGAプログラミング用のMATLABスクリプト
製品概要
クワッド・ミックスド・シグナル・フロントエンド・システム開発プラットフォームには、4つのMxFE™ソフトウェア定義直接RFサンプリング・トランシーバー、および関連のRFフロント・エンド、クロック、電源回路が含まれます。対象とするアプリケーションは、フェーズド・アレイ・レーダー、電子戦、SATCOM地上局、特にL/S/Cバンド(0.1GHz~約5GHz)での16送信/16受信チャンネル直接サンプリング・フェーズド・アレイです。Rx/Tx RFフロント・エンドはドロップイン設定のため、アプリケーションに応じて周波数範囲のカスタマイズが可能です。
クワッド・ミックスド・シグナル・フロントエンド・システム開発プラットフォームは、フル機能のシステム・ソリューションを特長としています。マルチチップ同期、システム・レベルのキャリブレーション、ビームフォーミング・アルゴリズム、その他のシグナル・プロセッシング・アルゴリズムのデモ用試験台としての使用が想定されています。このシステムは、Xilinx®のVCU118評価用ボードに接続するよう設計されており、この評価用ボードは付属のリファレンス・ソフトウェア、HDLコード、MATLABシステムレベルインターフェースと共に、Virtex® UltraScale+™ XCVU9P FPGAを備えています。
クワッド・ミックスド・シグナル・フロントエンド・デジタル化カードに加えて、このキットには16Tx/16Rxキャリブレーション・ボードも含まれています。このボードの使用により、システム・レベルのキャリブレーション・アルゴリズムを開発したり、独自の用途に関連する状況でより容易にパワーアップ・フェーズのデモを実行したりできます。キャリブレーション・ボードによって、結合チャンネル・ダイナミック・レンジ、スプリアス、位相ノイズの改善が見られる他、VCU118のPMODインターフェースに接続したときに無償のMATLABアドオンを介して制御することもできます。
このシステムは、以下のようなアプリケーションの開発プログラムを迅速に市場に投入するために使用できます。
- ADEF(フェーズド・アレイ、レーダー、EW、SATCOM)
- 通信インフラストラクチャ(マルチバンド5Gおよびミリ波5G)
- 電子テストおよび計測
推奨システム動作環境
- リファレンス発振器または波形発生器(500MHz)
固定500MHzを入手(Wenzel) - イーサネット・ケーブル(Digi Key)
- USB-イーサネット・ドングル(Digi Key)
- 2 × USB microケーブル
VCU118キットに付属 - 12V(9A+の供給能力)電源:
AC/DCデスクトップ・アダプタ12V、150W(Digi Key)
コード14AWG NEMA5-15P - IEC320 3'(Digi Key) - SMAケーブル(50Ω)
- MMCX-SMAケーブル(クワッドMxFEボード・キットに付属)×2(DigiKey)
- MMCX-MMCXケーブル(ケーブル2本はADQUADMXFE-CALに付属)×32(Samtec)
- ファン(AC INFINITY)
- VCU118 FPGAボード(Avnet)
- FMC+延長ケーブル
- ボード・スタンドオフ
McMasterのスタンドオフ(McMASTER-CARR)
Digikeyのネジ(Digi Key)
関連資料
-
Quad-MxFE Root User Guide2021/03/02WIKI
-
Quad-MXFE Multi-Chip Synchronization Guide2021/02/02WIKI
-
Quad-MxFE Quick Start Guide2021/02/02WIKI
-
Quad-MxFE Calibration Board User Guide2021/02/02WIKI
-
Quad-MxFE Board Hardware User Guide2021/02/02WIKI
-
16Tx/16Rx L/S-Band Phased Array Radar & EW Prototyping Platform2024/12/12
-
16Tx/16Rx L/S频段相控阵雷达和电子战原型制作平台2024/12/12
-
"QUAD MxFE" Calibration Board Introduction & Unboxing2024/12/12
-
16Tx/16Rx Phased Array Prototyping Platform "QUAD MxFE" Unboxing2024/12/12
-
フェーズド・アレイ・レーダー/EW向けのプロトタイピング用プラットフォーム、16チャンネルの送受信とL/Sバンドに対応2024/12/12
-
Fast-Frequency Hopping Using Quad-MxFE Phased Array Platform2024/12/12
-
フェーズド・アレイ用分散型ダイレクト・サンプリングSバンド・レシーバーの測定の概要2022/02/10
-
16チャンネルのデモ用ボードを使用し、マルチチャンネルのシステムにおける位相ノイズのモデルの有用性を実証する2021/10/01
-
DAC/ADCとDSPの統合ICにより、広帯域マルチチャンネル・システムの性能を改善する2021/05/01
-
マルチチップ同期機能を活用し、広帯域対応のDAC/ADCをデタミニスティックな位相で起動する2020/10/01