DS2488
新規設計に推奨1-Wireデュアルポートリンク
2接点ソリューションを維持しながら先進的TWS機能を実現
- 製品モデル
- 2
- 1Ku当たりの価格
- 最低価格:$0.54
製品の詳細
- 2接点ソリューションによって高度なTWS機能を実現
- ケースとイヤホン間の小容量メッセージ交換
- ファイル転送用の高速512kbpsパススルーモード
- イヤホンバッテリチャージャの給電
- 3つのGPIO端子によってオプションの機能制御や状態検出に対応
- イヤホンおよび充電ケース検出用の全範囲の機能
- 挿入時に読取り可能なイヤホンの64ビット識別番号(ROM ID)
- 動作電力は1-Wire IOAラインから寄生給電
- 充電ケースへの収納および取り出しを検出
- 充電ケースのデッドバッテリを検出
- 最小限のデュアル1-Wireインタフェースによってコストと複雑さを低減
- 1つの専用接点によって通信と給電を実現
- 2つのホストコントローラ間のアービトレーション通信:90kbps
- 広い1.71V~3.63Vの電圧範囲にわたる読み書き
- バッテリ電源の民生用アプリケーションに最適
- 小型WLPパッケージ(1.6mm × 0.9mm × 0.33mm、0.4mmピッチ)
- 動作電圧範囲:1.71V~3.63V
- IOA端子の高ESD耐性:±8kV HBM (typ)
- 動作温度:-40℃~+85℃
DS2488は簡素なブリッジデバイスで、ブリッジの各側に1つの専用接点を備え、マイクロコントローラベースの2つのサブシステム間で最大512kbpsのパススルー通信、バッテリ充電用の電力供給、小容量メッセージ交換、および状態報告を実現します。アプリケーション例として、Bluetooth®オーディオSoCを内蔵した完全ワイヤレスステレオ(TWS)イヤホンと、そのイヤホンを保持および充電するマイクロコントローラ動作のケースがあります。この例の場合、DS2488はSoCとともにイヤホン内に配置され、充電ケースのマイクロコントローラはDS2488と1つの専用端子で通信します(フルデータシートの「標準アプリケーション回路」を参照)。このすべてを実現しているのがマキシムの1-Wireインタフェースの柔軟性で、2つの個別の入出力ポート(IOAおよびIOB)のそれぞれを操作するために使用されます。2つの接続されたコントローラ間で機器操作を可能とするために、これらの2つのDS2488 1-Wireインタフェースのそれぞれは、出荷時設定された64ビット ROM ID、小容量メッセージ送信用の8バイトのバッファ、およびデバイス設定、ステータス、および3つのオープンドレインGPIO端子の制御用のレジスタにアクセスすることができます。構成の設定を介して双方向、高速512kbpsパススルーモードがイネーブルされ、2つの接続されたマイクロコントローラ間で大容量データ転送が可能になります。
IOAとIOB間の通信用に、DS2488は3.63Vの最大動作電圧を備えています。しかし、IOA側に接続されたサブシステムからIOB側に接続されたサブシステムへの特別な給電モードに対応するために、このデバイスは5Vを許容し、4V~5V (公称)がIOAに印加されると給電状態に移行します。このモードでは、DS2488の追加の出力端子が使用され、外部トランジスタを制御してIOB側の電子回路(バッテリチャージャなど)への給電を行います。
アプリケーション
- 通信および制御ブリッジ
- 電子錠
- 完全ワイヤレスステレオイヤホンおよび充電ボックス
- ウェアラブルデバイス
ドキュメント
データシート 1
アプリケーション・ノート 2
技術記事 1
ビデオ 2
Analog Dialogue 1
製品モデル | ピン/パッケージ図 | 資料 | CADシンボル、フットプリント、および3Dモデル |
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DS2488X+T | 8-WLCSP-N/A | ||
DS2488X+U | 8-WLCSP-N/A |
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ツールおよびシミュレーション
評価用キット
リファレンス・デザイン
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