ADL5243
最終販売可変ゲインアンプ(VGA)、デジタル制御、RF / IF向、100MHz~4,000MHz
製品の詳細
- 動作周波数:100MHz~4,000MHz
- シリアルとパラレル・インターフェースを持ったデジタル制御のVGA
- 6ビット、0.5dBのデジタル・ステップ減衰回路
- ±0.25dBのステップ精度を持った31.5dBゲイン制御範囲
- ゲイン・ブロック、DSAまたは¼Wドライバのいずれでも先頭に配置可能
- DSAとゲイン・ブロックを集積したADL5240の仲間製品
- ゲイン・ブロック・アンプ1の仕様、
ゲイン:19.2dB@2140MHz、
OIP3:40.2dBm@2140MHz、
P1dB:19.8dBm@2140MHz、
ノイズ指数:2.9dB@2140MHz - ¼Wドライバ・アンプ2、
ゲイン:14.2dB@2140MHz、
OIP3:41.1dBm@2140MHz、
P1dB:26.0dBm@2140MHz、
ノイズ指数:3.7dB@2140MHz - 低い静止時電流:175mA
ADL5243は、高性能、デジタル制御の可変ゲインアンプ(VGA)で、100MHz~4,000MHzで動作します。
このVGAは、2つの高性能アンプとデジタル・ステップ減衰器(DSA)を集積しています。アンプ1(AMP1)は内部的にマッチングされた20dBゲインを持つゲイン・ブロック・アンプで、アンプ2(AMP2)は広帯域¼Wのドライバ・アンプです。DSAは、31.5dBのゲイン制御範囲、0.5dBステップ、±0.25dBのステップ精度、を持ち、6ビットで制御されます。DSAの減衰器は、シリアルまたはパラレル・インターフェースを使うことで制御することができます。
ゲイン・ブロックとDSAは、これらの入力と出力において内部的に50Ωでマッチングが取られており、全て3つの内部デバイスは別々にバイアスされています。別々のバイアスにため、ADL5243の全てあるいは一部を使うことができ、設計を通して容易に再利用することの手助けとなります。ADL5243のピン配置は、ゲイン・ブロック、DSAおよび¼Wのドライバ・アンプは、どれでも先頭に配置することが可能となっており、シグナル・チェーンにおける最大の柔軟性を持つVGAとなっています。
ADL5243は175mAの電流を消費し、4.75V~5.25Vの単電源範囲で動作します。このVGAは、熱効率のよい、5mm×5mm、32ピンLFCSPパッケージを採用しており、-40℃~+85℃での動作が仕様規定されています。完全実装された評価用ボードも用意されています。
アプリケーション
- ワイヤレス・インフラストラクチャ
- 自動テスト装置
- RF / IF用ゲイン ブロック
ドキュメント
データシート 2
評価用設計ファイル 1
製品選択ガイド 1
Analog Dialogue 1
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ソフトウェア・リソース
評価用ソフトウェア 1
ツールおよびシミュレーション
Sパラメータ 1
キーサイトGenesys向けのSys-Parameterモデル
Sys-Parameterモデルは、デバイスの直線性と非直線性を明らかにするP1dB、IP3、ゲイン、ノイズ指数、リターン損失などの挙動パラメータを提供します。
ツールを開くADIsimRF
ADIsimRFは使いやすいRFシグナル・チェーン計算ツールです。最大50段までのシグナル・チェーンについて、カスケード・ゲイン、ノイズ、歪み、消費電力を計算し、プロット、エクスポートが可能です。ADIsimRFには、アナログ・デバイセズのRFおよびミックスド・シグナル部品のデバイス・モデルの広範なデータ・ベースも含まれています。
ツールを開くADIsimPLL™
ADIsimPLLは、アナログ・デバイセズの新しい高性能PLL製品の迅速で信頼性の高い評価を可能にします。これは、現在利用できる最も包括的なPLLシンセサイザ設計およびシミュレーション・ツールです。実施されるシミュレーションには、PLL性能に影響を与える重要な非線形効果がすべて含まれます。ADIsimPLLは、設計プロセスから1回以上の反復作業を削除し、設計から市場投入までの時間を短縮します。
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