ADFS7124-4
新規設計に推奨4チャンネル、低ノイズ、低消費電力、24ビット、シグマ・デルタ型A/Dコンバータ、PGAおよびリファレンス内蔵
- 製品モデル
- 2
- 1Ku当たりの価格
- 最低価格:$9.52
製品の詳細
- TÜV RheinlandからSC3に準拠した機能安全性の認証を取得、ファイル番号968/FSP 2188.01/23
- 3つの消費電力モード
- RMSノイズ
- 低消費電力:24nV rms @ 1.17SPS、ゲイン = 128(255μA typ)
- 中消費電力:20nV rms @ 2.34SPS、ゲイン = 128(355μA typ)
- 通常消費電力:23nV rms @ 9.4SPS、ゲイン = 128(930μA typ)
- すべての消費電力モードで最大22ノイズ・フリー・ビット(ゲイン = 1)
- 出力データ・レート
- 通常消費電力:9.38SPS~19,200SPS
- 中消費電力:2.34SPS~4800SPS
- 低消費電力:1.17SPS~2400SPS
- レールtoレール・アナログ入力(ゲイン > 1)
- 25SPS(シングル・サイクル・セトリング)での50Hz/60Hz同時除去
- 診断機能(安全度水準(SIL)認定取得に有用)
- クロスポイント・マルチプレクサ・アナログ入力
- 4個の差動入力/7個の疑似差動入力
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- プログラマブル・ゲイン(1~128)
- バンド・ギャップ・リファレンス、ドリフト15ppm/°C(max)(70μA)
- マッチングがとれた設定可能な励起電流
- 内部クロック発振器
- 内蔵バイアス電圧発生器
- ローサイド・パワー・スイッチ
- 汎用出力
- 複数のフィルタ・オプション
- 内部温度センサー
- セルフ/システム・キャリブレーション
- センサー・バーンアウト検出
- 自動チャンネル・シーケンサ
- チャンネルごとに設定
- 電源:2.7V~3.6Vおよび±1.8V
- 独立したインターフェース電源
- パワーダウン電流:5μA(max)
- 温度範囲:−40°C~+125°C
- 32ピンLFCSPパッケージ
- 3線式または4線式シリアル・インターフェース
- SPI、QSPI、MICROWIRE、DSP互換
- SCLKにシュミット・トリガ内蔵
- ESD:4kV
ADFS7124-4は、高精度計測アプリケーション向けの低消費電力、低ノイズの完全統合型アナログ・フロントエンドです。このデバイスは、低ノイズ、24ビットΣ-Δ型のA/Dコンバータ(ADC)を搭載しており、4個の差動入力または7個のシングルエンド入力または疑似差動入力を使用するように構成できます。オンチップの低ゲイン段により、小さな振幅の信号を直接ADCに入力できます。
3つの内蔵消費電力モードから選択できることが、ADFS7124-4の主な利点の1つです。消費電流、出力データ・レートの範囲、およびRMSノイズは、選択した消費電力モードでカスタマイズできます。また、このデバイスは、複数のフィルタ・オプションを備えているので、優れた柔軟性を発揮します。
ADFS7124-4では、25SPS(シングル・サイクル・セトリング)の出力データ・レートで動作しているときに50Hzと60Hzの同時除去が可能で、低い出力データ・レートでは80dBを超える除去比を達成できます。
ADFS7124-4により、高度なシグナル・チェーン集積化を実現できます。このデバイスは、高精度、低ノイズ、低ドリフトの内部バンド・ギャップ・リファレンスを備えており、内蔵のバッファを使用した外部差動リファレンスにも対応しています。その他の主な内蔵機能として、プログラマブルの低ドリフト励起電流源、バーンアウト電流、チャンネルのコモン・モード電圧を(AVDD-AVSS)/2に設定するバイアス電圧発生器があります。ローサイド・パワー・スイッチにより、変換と変換の間にブリッジ・センサーへの電力供給を停止でき、システムの消費電力を最小限に抑えることができます。また、内部クロックまたは外部クロックでデバイスを動作させることができます。
内蔵チャンネル・シーケンサにより、複数のチャンネルを同時にイネーブルに設定できます。これにより、ADFS7124-4は、イネーブルにされた各チャンネルで順番に変換を実行するので、デバイスとの通信がシンプルになります。アナログ入力のほかに、電源チェックやリファレンス・チェックなどの診断用に定義された最大16個のチャンネルを同時にイネーブルに設定できます。この独自の機能により、診断機能とAD変換をインターリーブすることができます。ADFS7124-4は、チャンネルごとの設定もサポートしています。このデバイスでは、8つの設定またはセットアップを行えます。各設定は、ゲイン、フィルタ・タイプ、出力データ・レート、バッファリング、リファレンス電源で構成されます。これらのセットアップをチャンネルごとに割り当てます。
ADFS7124-4には、充実した機能セットの一部として広範な診断機能も備えています。これらの診断機能には、巡回冗長性チェック(CRC)、シグナル・チェーン・チェック、シリアル・インターフェース・チェックが含まれ、より信頼性の高いソリューションになっています。これらの診断機能により、診断用の外付け部品数を削減でき、必要なボード・スペース、設計時間、およびコストを節約できます。IEC 61508に従って実施した、代表的なアプリケーションの故障モードの影響と診断解析(FMEDA)において、安全側故障割合(SFF)は90%を超える値を示しました。
このデバイスは、2.7V~3.6Vのアナログ単電源または1.8Vの両電源で動作します。デジタル電源の範囲は1.65V~3.6Vです。温度範囲の仕様規定は次のとおりです。 −40°C~+125°C。ADFS7124-4は、32ピンLFCSPパッケージに格納されています。
アプリケーション
- 温度計測
- 圧力計測
- 工業用プロセス制御
- 計測器
- スマート・トランスミッタ
ドキュメント
製品モデル | ピン/パッケージ図 | 資料 | CADシンボル、フットプリント、および3Dモデル |
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ADFS7124-4BBCPZ | LFCSP:LEADFRM CHIP SCALE | ||
ADFS7124-4BBCPZRL7 | LFCSP:LEADFRM CHIP SCALE |
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
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