AD9911
AD9911
新規設計に推奨DDS、500MSPS、10ビットDAC内蔵
- 製品モデル
- 2
- 1Ku当たりの価格
- 最低価格:$22.83
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製品の詳細
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AD9911は、全機能内蔵型のダイレクト・デジタル・シンセサイザ(DDS)です。このデバイスは、優れた広帯域幅および狭帯域幅SFDR性能を備える1個の高速10ビットDACとともに割り当てられたDACが存在しない3個の補助用DDSコアも集積化しています。これらの補助チャンネルは、スプリアスの低減、マルチトーンの生成またはテスト・トーン変調に使用することができます。
AD9911はSpurKiller技術とマルチトーン生成機能が組み込まれた最初のDDSです。マルチトーン・モードは同時に最大4種類のキャリアの生成を可能にします;周波数、位相、振幅を独立にプログラムできます。マルチトーンの生成は相互変調歪みと受信阻止感度のようなシステム・テストに使用できます。スパーキリングは高調波成分、あるいはこれら高調波成分のエイリアスの振幅を低減する事によりSFDR性能の向上を可能にします。
テスト・トーン変調は補助DDS1つを利用して効率的に出力信号の正弦波の振幅変調を可能にします。
AD9911は周波数、位相、または振幅の変調を実行できます(FSK、PSK、ASK)。 変調はプロファイルをレジスタ・バンクに保存し、データをプロファイル・ピンに加えることによって実行されます。AD9911はさらに、レーダや計測器などのアプリケーションで周波数、位相、または振幅をリニアに掃引することも可能です。
DDSは高分解能の周波数分周器として動作し、REF_CLKが入力として使用され、DACから出力が供給されます。REF_CLK入力を直接的に駆動するか、または内蔵されたREF_CLK逓倍器(PLL)と組み合わせて使用することが可能です。REF_CLK入力はさらに、REF_CLKソースとして水晶発振子を外付けすることが可能な発振器回路を特長としています。この水晶発振子をREF_CLK逓倍器と併せて使用することができます。
AD9911のI/Oポートは数多くの設定が可能であるため、非常に高い柔軟性が確保されます。このI/Oポートは、アナログ・デバイセズ社の従来のDDS製品で見られるSPI動作と実質的に同等なSPI互換モード動作が可能です。4つのI/O動作モードを設定可能な4本のデータ・ピン(Pin SDIO_0、 Pin SDIO_1、 Pin SDIO_2、Pin SDIO_3)を使用して、柔軟性の高い操作を行うことができます。DACの出力は電源を基準とし、抵抗またはAVDDにセンター・タップされたトランスによってAVDDに終端しなければなりません。異なるフルスケール電流を設定できるように、DACには専用のプログラマブル・リファレンスが内蔵されています。
DDSコア(AVDDおよびDVDDピン)には、1.8Vの電源が供給されます。デジタルI/Oインターフェース(SPI)は3.3Vの電源で動作するので、DVDD_I/Oのピン(49番ピン)を3.3Vに接続することが必要です。
アプリケーション
- 高速応答ローカル発振器
- テストおよび測定装置
- 業務民生用およびアマチュア無線用励振器
- レーダおよびソナー
- テスト・トーン発生器
- 高速周波数ホッピング
- クロック発生
ドキュメント
データシート 1
アプリケーション・ノート 21
技術記事 21
製品ハイライト 1
評価用設計ファイル 1
よく聞かれる質問 1
リファレンス設計 1
製品ハイライト 1
製品モデル | ピン/パッケージ図 | 資料 | CADシンボル、フットプリント、および3Dモデル |
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AD9911BCPZ | 56-Lead LFCSP (8mm x 8mm) | ||
AD9911BCPZ-REEL7 | 56-Lead LFCSP (8mm x 8mm) |
製品モデル | 製品ライフサイクル | PCN |
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2 1, 2024 - 24_0009 Qualification of alternative Wafer Fab for TSMC 0.18um Mixed Signal CMOS Process |
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AD9911BCPZ | ||
AD9911BCPZ-REEL7 | 製造中 | |
6 9, 2021 - 20_0126 Conversion of Select Sizes LFCSP Products from Punched to Sawn and Transfer of Assembly Site to ASE Korea |
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AD9911BCPZ | ||
AD9911BCPZ-REEL7 | 製造中 |
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ツールおよびシミュレーション
ADIsimDDS(ダイレクト・デジタル・シンセサイザ)評価ツール ー ベータ版
ADIsimDDS は、選択したデバイスの総合的な性能を数式に基づいてモデル化し、表示します。リファレンス・クロック周波数と所望の出力周波数を入力すると、ADIsimDDS が必要な FTW を計算します。また、総合的なスペクトル性能の推定値をモデル化できるため、外付け再生フィルタの効果を確認できます。
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