AD8340
AD8340
新規設計に推奨RFベクトル・モジュレータ、700MHz~1,000MHz
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製品の詳細
- 直交用振幅と位相モジュレーション
- 700MHz~1.0GHzの周波数範囲
- 連続的振幅制御:-2dB~-32dB
- 連続的位相制御:0°~360°
- 出力3次インターセプト:24dBm
- 出力1dB圧縮ポイント:11dBm
- 出力ノイズ・フロア:
-149dBm/Hz@最大ゲイン - 調整可能なモジュレーション帯域幅、最大230MHzまで
- 高速出力パワー・ディスエーブル機能
- 単電源動作:4.75V~5.25V
AD8340ベクトル・モジュレータは、RF信号の任意の振幅と位相モジュレーションを実行します。RF信号経路は直線的であるため、オリジナル・モジュレーションは、維持されます。この製品は、汎用のRFモジュレータ、可変の減衰器 / 位相シフタまたは再モジュレータとして使うことができます。振幅は、最大-2dB~-32dB以下まで制御することができ、位相は全体で360°範囲にわたって連続的にシフトすることができます。最大のゲイン設定することで、AD8340は、それぞれの位相で、11dBmのOP1dB、24dBmのOIP3および-149dBm/Hzの出力ノイズ・フロアを実現します。この製品は、700MHz~1.0GHzの周波数レンジに渡って動作します。
直交のIとQフォーマット内のベースバンド入力は、RF入力信号に依存した振幅と位相モジュレーションを制御します。IおよびQの両者は、±500mVの差動フルスケール範囲でDC結合されます。最大モジュレーション・バンド幅は230MHzで、制御ライン上のノイズ帯域幅を制限するため追加の外部コンデンサによって減少させることができます。
RFの入力と出力の両者は、差動またはシングルエンドで使うことができ、AC結合する必要があります。RF入力と出力のインピーダンスは、動作周波数範囲にわたって、通常50Ωです。DSOPピンによって、オーバードライブから後続段を保護するため、出力段を迅速にディスエーブルにすることができます。AD8340は、4.75V~5.25Vの電源で動作し、消費電流は約130mAです。
AD8340は、アナログ・デバイセズ独自の高性能25GHz SOI相補バイポーラIC製造プロセスを用いて製造されています。このデバイスは24ピンRoHS準拠、LFCSPパッケージを採用し、-40℃~+85℃の温度範囲で動作します。評価用ボードも提供しています。
アプリケーション
- RF PAの直線化 / RFプレディストーション
- 振幅と位相モジュレーション
- 可変減衰器と位相シフタ
- CDMA2000、GSM / EDGE用リニア・パワー・アンプ
- スマート・アンテナ
ドキュメント
データシート 1
アプリケーション・ノート 1
評価用設計ファイル 1
製品選択ガイド 1
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ツールおよびシミュレーション
ADIsimRF
ADIsimRFは使いやすいRFシグナル・チェーン計算ツールです。最大50段までのシグナル・チェーンについて、カスケード・ゲイン、ノイズ、歪み、消費電力を計算し、プロット、エクスポートが可能です。ADIsimRFには、アナログ・デバイセズのRFおよびミックスド・シグナル部品のデバイス・モデルの広範なデータ・ベースも含まれています。
ツールを開くADIsimPLL™
ADIsimPLLは、アナログ・デバイセズの新しい高性能PLL製品の迅速で信頼性の高い評価を可能にします。これは、現在利用できる最も包括的なPLLシンセサイザ設計およびシミュレーション・ツールです。実施されるシミュレーションには、PLL性能に影響を与える重要な非線形効果がすべて含まれます。ADIsimPLLは、設計プロセスから1回以上の反復作業を削除し、設計から市場投入までの時間を短縮します。
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