ADMV4640
新規設計に推奨フラクショナルN PLLおよびVCO内蔵のKuバンド・ダウンコンバータ
- 製品モデル
- 2
- 1Ku当たりの価格
- 最低価格:$23.65
製品の詳細
- X/KuバンドからIFへのPLL内蔵ダウンコンバータ
- RF入力周波数範囲:10.7GHz~12.7GHz
- 内部LO周波数範囲:8.7GHz~10.7GHz
- ノイズ指数:5.2dB(減衰が最小でLNAが低ゲインモード時)
- 50Ωに整合したシングルエンドRF入力およびIF出力
- オンチップ温度センサー
- オンチップADC
- レシーバー・シンセサイザ・ロック検出ピン
- 4線式SPIインターフェースを介して20MHzでプログラム可能
- レシーバー・スタンバイ機能
- 6mm × 6mmの40ピンLFCSPパッケージ
ADMV4640は、10.7GHz~12.7GHzのRF範囲で動作する様々な衛星通信(SATCOM)のユーザ・ターミナル用に最適化されたマイクロ波ダウンコンバータです。
ADMV4640のローカル発振器(LO)信号は、内蔵インテジャーN(INT)シンセサイザを介して内部生成されます。この内蔵シンセサイザにより、8.7GHz~10.7GHzのLO周波数をカバーできます。10.7GHz~12.7GHzの入力RF信号は、1.4GHz~2.2GHzの中間周波数(IF)にダウンコンバージョンされて出力されます。チップには、6.7GHz~8.7GHzのイメージ・バンドを除去するフィルタが内蔵されています。内蔵低ノイズ・アンプには、ミキサの前段に6dBのステップ減衰器があり、ノイズ指数低下と直線性向上のトレード・オフが可能です。更に、チップのIF出力部にはデジタル・ステップ減衰器があり、1dBステップで最大31dBのゲイン制御範囲が可能であるため、後段でのケーブル損失に合わせて調整できます。
デジタル・シリアル・ペリフェラル・インターフェース(SPI)により、デバイスは容易にプログラミングできます。デジタルSPI制御の他、アナログ制御ピン(RX_MUTE)も全回路を急速にパワー・ダウンすると共にレシーバーをスタンバイ・モードにして、電力を節約します。アナログ汎用入出力(AGPIO)ピンは、内蔵A/Dコンバータ(ADC)によって読み出される入力、または、絶対温度(PTAT)電圧に比例する内部アナログ信号の出力として使用できます。また、ロジック・レベルを出力するデジタルGPIOピンが3本あり、SPIを使用して外部デバイスを制御できます。
ADMV4640ダウンコンバータは、コンパクトな6mm × 6mmの熱強化型40ピン・リード・フレーム・チップ・スケール・パッケージ(LFCSP)を採用しています。このデバイスは、−40℃~+85℃のケース温度範囲で動作します。
アプリケーション
- SATCOMユーザ・ターミナル
ドキュメント
データシート 2
ユーザ・ガイド 1
Analog Dialogue 1
製品モデル | ピン/パッケージ図 | 資料 | CADシンボル、フットプリント、および3Dモデル |
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ADMV4640BCPZN | 40-Lead LFCSP (6mm x 6mm w/ EP) | ||
ADMV4640BCPZN-RL7 | 40-Lead LFCSP (6mm x 6mm w/ EP) |
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ツールおよびシミュレーション
LTspice®は、無料で提供される強力で高速な回路シミュレータと回路図入力、波形ビューワに改善を加え、アナログ回路のシミュレーションを容易にするためのモデルを搭載しています。