製品概要

機能と利点

  • ADL5961のフル機能評価用ボード
  • 内蔵の双方向ブリッジで、順方向と逆方向のカップリングされた信号を測定

製品概要

ADL5961-EVALZでは、ADL5961(ベクトル・ネットワーク・アナライザ(VNA)フロント・エンドIC)を評価できます。

ブリッジが内蔵されたADL5961は、周波数に応じて約1dB~2dBの低挿入損失を維持しながら、最大26.5GHzでインラインの入射電力と反射電力のサンプルを取得します。入射と反射のサンプルは、内蔵ミキサーによってIFにダウンコンバートされます。その間も、位相情報は維持されます。シリアル・ペリフェラル・インターフェース(SPI)ポートを介して、局部発振器(LO)とオフセット・ミキサーの柔軟な機能の設定、そしてIFのゲインや帯域幅の設定にもアクセスできます。

最適なパフォーマンスを得るため、プリント回路基板(PCB)のRF伝送ラインは、Rogers RO3003低損失基板材料上で50Ωに制御されたインピーダンスになっています。

ADL5961の詳細については、ADL5961のデータシートを参照してください。ADL5961-EVALZを使用する際は、このユーザ・ガイドと併せてADL5961のデータシートも参照してください。

はじめに

必要な装置

  • 電源
  • 1つまたは2つのRF信号発生器
  • スペクトラム・アナライザまたはオシロスコープ
  • DC2026C(Linduino One)ボード(ADL5961-KIT-EVALZキットに同梱)
  • 実験的なインピーダンス(オープン、ショート、ロードなど)