製品概要
機能と利点
製品概要
EVAL-ADG6436EBZはADG6436用の評価用ボードです。ADG6436は、個別に選択可能な2つの単極双投(SPDT)スイッチを備えたアナログ・マルチプレクサです。EN入力を使用して、すべてのスイッチをディスエーブルします。マルチプレクサ・アプリケーションで使用する場合、両方のスイッチがブレーク・ビフォア・メークのスイッチング動作を行います。各チャンネルをオンにすると、双方向に均一に信号が伝達されます。また、各スイッチの入力信号範囲はVSS~VDD − 2Vとなります。スイッチがディスエーブルのとき、電源電圧までの信号レベルがブロックされます。デジタル入力は5V、3.3V、1.8Vロジック入力と互換性があり、個別のデジタル・ロジック電源ピンは必要ありません。オン抵抗のプロファイルは、アナログ入力の範囲全体にわたって極めて平坦であり、オーディオ信号の切替え時に優れた直線性と低歪みを維持します。
EVAL-ADG6436EBZ評価用ボードを図1に示します。ADG6436はこの評価用ボードの中央に配置されており、ソースと各ドレイン・ピンに接続するためのワイヤ・スクリュー端子が用意されています。3つのスクリュー端子が本デバイスに電力を供給します。4番目の端子は、必要な場合に一定のデジタル・ロジック電源電圧を提供します。または、ボード上のADP7142 からデジタル・ロジック電源電圧を供給することもできます。
ADG6436の完全な仕様は、アナログ・デバイセズから入手できるADG6436のデータシートに記載されています。EVAL-ADG6436EBZ評価用ボードを使用する際は、このユーザ・ガイドと併せてADG6436のデータシートを参照してください。