製品概要

機能と利点

  • AD2428W A2B®(オートモーティブ・オーディオ・バス)トランシーバー
    • マルチチャンネルI2S/TDMインターフェース
  • マスタ・モードおよびリモート・モード(ローカル電源およびバス電源)
  • EV-SOMCRR-EZKITと接続するための100ピン・コネクタ
  • A2B®(オートモーティブ・オーディオ・バス)用「ブレークアウト・ボード」
    • お客様独自の設計と接続するための32ピンの0.1インチ・ヘッダー
  • EEPROM
  • LT8620 – 2A、降圧スイッチング・レギュレータ
  • 電源、ステータス、GPIO、および割り込みLED

製品概要

ADZS-AD2428MINIは、EV-SOMCRR-EZKIT (100ピン・コネクタ経由)または特別仕様の任意のボード(32ピンの0.1インチ・ヘッダー経由)と接続できる低価格のミニ・ブレークアウト・ボードです。マスタ・ノード機能およびリモート・ノード機能に加えて、バス電源構成およびローカル電源構成もサポートしています。

A2B®(オートモーティブ・オーディオ・バス)システムは、単一マスタと1つ以上のスレーブで構成されており、ホスト・コントローラにあるトランシーバーがマスタになります。マスタ・トランシーバーは、すべてのスレーブ・ノードのクロック、同期、フレーミングを生成し、設定とリードバックのために制御バス(I2C)経由でプログラマブルです。この制御バスの延長部分がA2Bデータ・ストリームに埋め込まれており、ホストがスレーブ・トランシーバー・レジスタと、スレーブ・ノード上のあらゆる2C接続ペリフェラルに直接接続できるようになります。

トランシーバーは、PDMマイクロフォンと、I2CおよびマルチチャンネルI2S/TDMインターフェース経由で多数のペリフェラルに接続できます。最後の点として、トランシーバーではA2Bバス給電機能もサポートされています。この機能では、マスタ・ノードが、通信リンクに使用されるのと同じデイジーチェーン・ツイスト・ペア・ワイヤ・ケーブルを介して電圧と電流をスレーブ・ノードに供給するため、バス給電スレーブ・ノードに電源が必要なくなります。特定のA2Bシステムに使用できる設定が数多くあるため、以下の表に要約するように、システム動作を確認するために複数の評価システムを組み合わせて使用できます。

製品比較ガイド
A2B評価用ボード マスタ/スレーブ 電源
I2S/TDM PDMマイク
EVAL-AD2428WD1BZ マスタ/スレーブ ローカル あり 3
EVAL-AD2428WB1BZ スレーブ バス あり 2
EVAL-AD2428WC1BZ スレーブ バス なし 4
EVAL-AD2428WG1BZ スレーブ ローカル あり 0
 ADZS-AD2428MINI  マスタ/スレーブ ローカル/バス  あり   0

追加の製品情報やテクニカル・サポートについては、最寄りの販売代理店にお問い合わせください。

ソフトウェア

ソフトウェア開発ツール

A2Bネットワーク設計ツールおよび組み込みソフトウェア・スタックを使用することで、オーディオ・ネットワーク設計者はA2Bネットワークを視覚的に設計できると共に、組み込みプラットフォームに展開できます。

アナログ・デバイセズのDSPオーディオ・プロセッサおよびA2B®(オートモーティブ・オーディオ・バス)トランシーバー向けにプログラミング、開発、チューニングを行うソフトウェアのグラフィック開発ツール