製品概要

機能と利点

  • AD2428W A2B®(オートモーティブ・オーディオ・バス)トランシーバー
    • A2Bマスタまたはスレーブとしてプログラマブル
    • マルチチャンネルI2S/TDMインターフェース
    • 3個のPDMマイクロフォン入力
    • ローカル給電
      • LT8609 – 2A/3Aピーク同期降圧レギュレータ(2.5μA静止電流を使用)
      • LTC4040 – 2.5Aバッテリ・バックアップ・パワー・マネージャ
      • LTC3621 – 1A同期降圧レギュレータ
      • LTC3121 – 1.5A同期昇圧DC/DCコンバータ
    • SigmaStudioグラフィカル・ソフトウェア・ツールを使用して設定可能
  • ADAU1452 SigmaDSP®デジタル・オーディオ・プロセッサ
  • ADAU1761 SigmaDSPステレオ、低電力、96kHz、24ビット・オーディオ・コーデック(PLLを内蔵)
  • リセット、ステータス、および割り込みLED
  • ジャンパ・コントロール
    • 電源、クロック、および同期信号源
    • データ・ルーティング

追加の製品情報やテクニカル・サポートについては、最寄りの認定アナログ・デバイセズ販売代理店にお問い合わせください。




製品概要

A2B®(オートモーティブ・オーディオ・バス)システムは、単一マスタと1つ以上のスレーブで構成されており、ホスト・コントローラにあるトランシーバーがマスタになります。マスタ・トランシーバーは、すべてのスレーブ・ノードのクロック、同期、フレーミングを生成し、設定とリードバックのために制御バス(I2C)経由でプログラマブルです。この制御バスの延長部分がA2Bデータ・ストリームに埋め込まれており、ホストがスレーブ・トランシーバー・レジスタと、スレーブ・ノード上のあらゆる2C接続ペリフェラルに直接接続できるようになります。トランシーバーは、PDMマイクロフォンと、I2CおよびマルチチャンネルI2S/TDMインターフェース経由で多数のペリフェラルに接続できます。最後の点として、トランシーバーではA2Bバス給電機能もサポートされています。この機能では、マスタ・ノードが、通信リンクに使用されるのと同じデイジーチェーン・ツイスト・ペア・ワイヤ・ケーブルを介して電圧と電流をスレーブ・ノードに供給するため、バス給電スレーブ・ノードに電源が必要なくなります。特定のA2Bシステムに使用できる設定が数多くあるため、以下の表に要約するように、システム動作を確認するために複数の評価システムを組み合わせて使用できます。

製品比較ガイド
A2B評価用ボード マスタ/スレーブ
I2S/TDM PDMマイク
EVAL-AD2428WD1BZ マスタ/スレーブ ローカル はい 3
EVAL-AD2428WB1BZ スレーブ バス はい 2
EVAL-AD2428WC1BZ スレーブ バス いいえ 4
EVAL-AD2428WG1BZ スレーブ ローカル はい 0

追加の製品情報やテクニカル・サポートについては、最寄りの認定アナログ・デバイセズ販売代理店にお問い合わせください。


ソフトウェア

ソフトウェア開発ツール

A2Bネットワーク設計ツールおよび組み込みソフトウェア・スタックを使用することで、オーディオ・ネットワーク設計者はA2Bネットワークを視覚的に設計できると共に、組み込みプラットフォームに展開できます。

アナログ・デバイセズのDSPオーディオ・プロセッサおよびA2B®(オートモーティブ・オーディオ・バス)トランシーバー向けにプログラミング、開発、チューニングを行うソフトウェアのグラフィック開発ツール