MAX2265
2.7V、単一電源、セルラバンドリニアパワーアンプ
業界最高の全体効率、単一電源、Dual Mode CDMAパワーアンプ
製品の詳細
- 低い平均CDMA消費電流(標準的な都市部での使用を仮定)
- 55mA (MAX2264)
- 90mA (MAX2265)
- 40mA (MAX2266)
- 0.5µAのシャットダウンモードにより外部電源スイッチを排除
- 全温度範囲の利得変動が±0.8dB
- 外部リファレンスやロジックインタフェース回路は不要
- 消費電流とACPRマージンをダイナミックに調整可能
- 単一電源動作:+2.7V~+5V
- 効率:37% (+2.7V動作時)
MAX2264/MAX2265/MAX2266は、900MHz帯で動作するIS-98のCDMA、IS-136のTDMAおよびPDCセルラ電話用に設計されたパワーアンプです。CDMA動作用にマッチングされ、隣接および交互チャネル仕様(-45dBc/-56dBc)に対してマージンを持つようにバイアスされた場合、本アンプは37%の効率で28dBmの出力電力を実現します(MAX2265)。CDMA電話の出力レベルとして最も一般的な+16dBmにおいても、MAX2265の効率は7%と高く、優れた通話時間を実現しています。MAX2264/MAX2266は、最大出力電力において32%/32%という効率を維持しつつ、+16dBmにおいても12%/17%という高効率を達成しています。
MAX2264/MAX2265/MAX2266は、内部に基準を持つバイアスポートを備えており、通常はシンプルな抵抗で終端処理されています。これらのポートを使用することによりACPRマージンおよび利得をカスタム化することができます。また、低電力出力時にバイアス電流を「スロットルバック」するために使用することもできます。MAX2264/MAX2265/MAX2266は全温度範囲において利得(±0.8dB)の安定性が優れているため、ドライバ段の過剰設計および過剰なドライバ電流が大幅に低減され、電話の通話時間を改善します。これらの素子は+2.7V~+5V電源動作の場合に、全温度範囲において全てのACPR仕様に適合します。直線動作専用にマッチングされた場合は非直線効率が48%、非直線動作専用にマッチングされた場合の効率は55%です(MAX2265)。
これらの素子は、エクスポーズドパッド(EP)付きの16ピンTSSOPパッケージに収められています。MAX2264はモジュールまたはダイレクトチップアタッチアプリケーション用にチップでも提供されています。
アプリケーション
- 2-Wayページャ
- セルラバンドCDMA Dual Mode™電話
- セルラバンドTDMA Dual Mode™電話
- デュアルモード電話
- PDC
- パワーアンプモジュール
ドキュメント
データシート 2
デザイン・ノート 2
技術記事 3
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ハードウェア・エコシステム
評価用キット
リファレンス・デザイン
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