LTC9105

新規設計に推奨

IEEE 802.3bt PD with Telemetry and Power Priority

利用上の注意

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なお、日本語版のデータシートは基本的に「Rev.0」(リビジョン0)で作成されています。そのため、英語版が後に改訂され、複数製品のデータシートがひとつに統一された場合、同じ「Rev.0」の日本語版のデータシートが異なる製品のデータシートとして表示されることがあります。たとえば、「ADM3307E」の場合、日本語データシートをクリックすると「ADM3311E」が表示されます。これは、英語版のデータシートが複数の製品で共有できるように1本化され、「ADM3307E/ADM3310E/ADM3311E/ADM3312E/ADM3315E」(Rev.J)と改訂されたからで、決して誤ってリンクが張られているわけではありません。和文化されたデータシートを少しでも有効に活用していただくためにこのような方法をとっておりますので、ご了解ください。

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製品の詳細

  • IEEE 802.3bt Powered Device (PD) Controller
  • 400kHz I2C Interface
  • Continuous Voltage, Current, and Power Telemetry
  • Dedicated 14-Bit Delta-Sigma Current and Voltage ADCs
  • Automatic Maintain Power Signature (MPS)
  • Supports Up to 90W PDs with Extended Power
  • 5-Event Classification Sensing with PSE Allocated Power Readback
  • Seamless Switchover between Dual PD or PD/AUX Inputs
  • Superior Surge Robustness (100V Absolute Maximum)
  • Wide Junction Temperature Range (-40⁰C to 125⁰C)
  • External Hot Swap N-Channel MOSFET for Lowest Power Dissipation and Highest System Efficiency
  • 50mΩ Current Sense Resistor
  • Auxiliary Input Sense with Standby Modes
  • 20-Pin 5mm x 5mm QFN Package
LTC9105
IEEE 802.3bt PD with Telemetry and Power Priority
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サポート

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ドキュメント

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ソフトウェア・リソース

評価用ソフトウェア 1

C API Documentation

The C API Documentation for this PD may be requested from the Software Request Form (SRF). This C API Documentation describes the I2C interface and programming details for the respective PD controller.


評価用キット

eval board
EVAL-LTC9105-AZ

EVAL-LTC9105-AZ:LTC9105、MAX5974C、LT4321、ADuM1252を搭載したIEEE 802.3bt準拠の受電デバイス、I2C遠隔測定に対応

機能と利点

  • IEEE 802.3bt準拠のクラス6 PD
  • 絶縁型I2Cインターフェースによるポート遠隔測定
  • 5V/9.2Aの絶縁同期フォワード・コンバータ

製品詳細

EVAL-LTC9105-AZは、IEEE 802.3bt準拠のタイプ3、クラス6 Power over Ethernet(PoE)受電デバイス(PD)で、I2C経由のポート遠隔測定機能を備えています。この評価用ボードには、LTC9105(PDインターフェース・コントローラ)、MAX5974C(スイッチング・レギュレータ・コントローラ)、 LT4321(PoE理想ダイオード・ブリッジ・コントローラ)、ADuM1252 (I2Cアイソレータ)が搭載されています。

LTC9105は、IEEE 802.3af、IEEE 802.3at、およびIEEE 802.3bt準拠のインターフェースに加え、I2Cを介したポート電圧および電流の遠隔測定を提供します。チャンネル抵抗の低い(RDS(ON)、代表値34mΩ)外付けのNチャンネル・ホットスワップ金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)、および50mΩのセンス抵抗を使用します。自動電力維持シグネチャ(MPS)により、電流が低レベルに低下してもポートの接続を維持します。

MAX5974Cは、同期整流を備えた高効率のアクティブクランプ・フォワード・コンバータ・トポロジを使用してDC/DCコンバータを制御し、絶縁された5V/9.2A出力を提供します。LT4321は、8個の低RDS(ON)(代表値57mΩ)NチャンネルMOSFETを制御して、エンドtoエンドの電力供給効率を更に向上させ、熱設計を簡素化します。ADuM1252は、非絶縁グラウンド・ドメインで、LTC9105とホスト・コントローラ間のI2Cデータを絶縁します。

EVAL-LTC9105-AZはクラス6 PDとして構成されており、RJ45コネクタ(J1)を介して、給電側機器(PSE)から最大51Wの電力を受け入れます。補助電源入力端子を使用して、ローカルの55V DC電源からEVAL-LTC9105-AZに電力を供給できます。DC590B I2Cインターフェース・ボードをEVAL-LTC9105-AZに接続すると、EVAL-LTC9105-AZのグラフィカル・ユーザ・インターフェース(GUI)にポート遠隔測定と構成オプションが表示されます。

EVAL-LTC9105-AZ
EVAL-LTC9105-AZ:LTC9105、MAX5974C、LT4321、ADuM1252を搭載したIEEE 802.3bt準拠の受電デバイス、I2C遠隔測定に対応

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