ADSP-21262
製造中第3世代低価格32ビット浮動小数点SHARC DSP
- 製品モデル
- 3
- 1Ku当たりの価格
- 価格は未定
製品の詳細
- 1.2G FLOPS性能の200MHz (5ns) SIMD SHARCコアを採用
- すべてのSHARC DSPとコード互換
- IEEE互換32ビット浮動小数点、40ビット浮動小数点、32ビット固定小数点データ・タイプをサポート
- 2Mビットの内蔵デュアル・ポートSRAM、4Mビットのマスク・プログラマブルROM
- 2.4Gバイト/secのオンチップ帯域幅
- 6個の独立なシリアル・ポート: 標準DSPシリアル・モード、I2Sモード、左詰めサンプル・ペア・モード、TDMモードをサポート
- 22チャンネルのゼロ・オーバーヘッドDMA
- SPI互換インターフェースと16ビット・パラレル・ポート
- DAI (Digital Applications Interface)
- ソフトウェアから様々な逓倍比を設定できるPLL
- 合計4個のタイマ: PWMジェネレーション・モード、PWMキャプチャ/パルス幅測定モード、外部イベント・ウォッチドッグ・モードをサポートするコア・タイマが1個と汎用タイマが3個
- 商用温度範囲および工業用温度範囲の136ボールBGA (12mm×12mm)パッケージ製品と144ピンLQFP (20mm×20mm)パッケージ製品を提供
ADSP-21262は、第3世代SHARC®プログラマブルDSPの最初のメンバーです。ADSP-21262内蔵の大規模メモリと多様なペリフェラルは、高品質オーディオ、車載エンタテイメント・システム、音声認識、医用アプリケーション、計測機器などの広範囲のアプリケーションで威力を発揮し、マーケット投入時間の短縮とコスト削減に役立ちます。
ADSP-21262は、32ビット固定小数点と32/40ビット浮動小数点の演算フォーマットの実行をサポートするSHARC DSPコアを採用しています。ADSP-21262コアを200MHzで動作させた場合(5 ns命令サイクル・タイム)、複素高速フーリェ変換(FFT)演算(1024ポイントの複素FFT)を46usで実行することができます。これは、同等の価格のプロセッサに比べて2.6倍の高速です。オーディオ・アプリケーションでは、SIMD (single-instruction, multiple data)モードを使うと、プロセッサ性能が実質的に2倍になります。
ADSP-21262は、2 Mビットのデュアル・ポート内蔵SRAMや4 Mビットのマスク・プログラマブルROMなど、最高レベルの集積度でデザインされています。この大規模な内蔵デュアル・ポート・メモリを使うと、外付けメモリなしで持続的なプロセッサ性能とI/O性能を実現することができます。システムI/Oは、6個の全二重シリアル・ポート、4個のタイマ、16ビット・パラレル・ポート、シリアル・ペリフェラル・インターフェース(SPI)、プロセッサの介入なしで高速データ転送を行う22チャンネルのゼロ・オーバーヘッドDMA、SRU (Signal Routing Unit)を介した完全なソフトウェア制御を可能にするDAI (Digital Applications Interface)から構成されています。
I/Oシステム開発を簡素化するDAI
ADSP-21262では新しくDAIを採用しました。このDAIは、様々なペリフェラルをソフトウェアから完全に設定できるようにするアーキテクチャです。DAIとSHARCプログラミング・モデルの組み合わせは柔軟で使い易いため、1つのハードウェア構成を異なるI/O条件を持つ複数の製品に展開することができるようになります。
接続は、ピンのマトリックス・ルーティング・グループである柔軟なSRU (Signal Routing Unit)を介して行うため、すべてのDAIコンポーネントとSRUの間で設定可能で、柔軟な接続を行うことができます。DAIを介して接続するペリフェラルとしては、高精度クロック・ジェネレータ(PCG)、入力データ・ポート(IDP)、6個のSPORT (シリアル・ポート)、6個のフラグ入力、6個のフラグ出力、3個のタイマ、SRUがあります。IDPは、DSPコアへの追加入力パスを提供します。この入力パスは、8チャンネルの受信シリアル・データまたは7チャンネルの受信シリアル・データ、および1チャンネルの最大20ビット幅パラレル・データとして設定することができます。このレベルの集積度により、システムの全体性能を犠牲にすることなく、多様なペリフェラルを利用できるようになっています。
CROSSCORE開発ツール
第3世代のSHARC DSPメンバーは、多くの賞を受賞したADIの開発ツールCROSSCOREによりサポートされています。CROSSCOREコンポーネントには、VisualDSP++™ソフトウェア開発環境、EZ-KIT Lite™評価システム、エミュレータが含まれています。
VisualDSP++は、迅速かつ容易な開発、デバッグ、配備を可能にする統合ソフトウェア開発環境です。EZ-KIT Lite評価システムは、ADIのDSPファミリー能力を調べてアプリケーション開発を開始させる容易な方法を提供します。エミュレータは、迅速なオンチップ・デバッグ機能としてPCIおよびUSBホスト・プラットフォームで使用可能です。その他の開発ツールとアルゴリズムも、広範囲なサード・パーティ開発コミュニティから提供されています。
ドキュメント
データシート 1
ユーザ・ガイド 5
アプリケーション・ノート 44
プロセッサ・マニュアル 3
製品ハイライト 2
ソフトウェア・マニュアル 11
エミュレータ・マニュアル 3
集積回路異常 1
レガシー・エミュレータ・マニュアル 2
お客様の採用事例 1
レガシー評価用キットマニュアル 3
製品ハイライト 2
製品選択ガイド 1
製品モデル | ピン/パッケージ図 | 資料 | CADシンボル、フットプリント、および3Dモデル |
---|---|---|---|
ADSP-21262SBBCZ150 | 136-Ball CSPBGA (12mm x 12mm) | ||
ADSP-21262SKBCZ200 | 136-Ball CSPBGA (12mm x 12mm) | ||
ADSP-21262SKSTZ200 | 144-Lead LQFP (20mm x 20mm) |
製品モデル | 製品ライフサイクル | PCN |
---|---|---|
6 18, 2010 - 07_0093 Conversion to Laser Mark for all ADSPXXXX, ADSSTXXXX, and PC Audio Codecs Ink on Plastic Encapsulated Parts |
||
ADSP-21262SBBCZ150 | 製造中 | |
ADSP-21262SKBCZ200 | 製造中 | |
ADSP-21262SKSTZ200 | 製造中 | |
10 18, 2016 - 16_0034 Assembly Relocation of Select LQFP,LQFP_EP,MQFP,TQFP,TQFP_EP Products to Stats ChipPAC China Jiangyin |
||
ADSP-21262SKSTZ200 | 製造中 | |
1 5, 2009 - 07_0077 Certification of STATSChipPAC Shanghai, China and AMKOR Philippines as additional sources for Assembly & Test of QFP Packages |
||
ADSP-21262SKSTZ200 | 製造中 |
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ソフトウェア・リソース
ソフトウェアおよびツール異常 1
SigmaStudio®
アナログ・デバイセズのDSPオーディオ・プロセッサおよびA2B®(オートモーティブ・オーディオ・バス)トランシーバー向けにプログラミング、開発、チューニングを行うソフトウェアのグラフィック開発ツール
詳細を表示