ADL5566

新規設計に推奨

差動アンプ、デュアル、4.5GHz 、超高ダイナミックレンジ

利用上の注意

アナログ・デバイセズ社は、提供する情報が正確で信頼できるものであることを期していますが、その情報の利用に関して、あるいはその利用によって生じる第三者の特許やその他の権利の侵害に関して一切の責任を負いません。また、アナログ・デバイセズ社の特許または特許の権利の使用を明示的または暗示的に許諾するものでもありません。仕様は予告なしに変更する場合があります。本紙記載の商標および登録商標は、各社の所有に属します。


本データシートの英語以外の言語への翻訳はユーザの便宜のために提供されるものであり、リビジョンが古い場合があります。最新の内容については、必ず最新の英語版をご参照ください。

なお、日本語版のデータシートは基本的に「Rev.0」(リビジョン0)で作成されています。そのため、英語版が後に改訂され、複数製品のデータシートがひとつに統一された場合、同じ「Rev.0」の日本語版のデータシートが異なる製品のデータシートとして表示されることがあります。たとえば、「ADM3307E」の場合、日本語データシートをクリックすると「ADM3311E」が表示されます。これは、英語版のデータシートが複数の製品で共有できるように1本化され、「ADM3307E/ADM3310E/ADM3311E/ADM3312E/ADM3315E」(Rev.G)と改訂されたからで、決して誤ってリンクが張られているわけではありません。和文化されたデータシートを少しでも有効に活用していただくためにこのような方法をとっておりますので、ご了解ください。

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製品の詳細

  • −3 dB帯域幅:4.5 GHz (AV = 16 dB)
  • 固定ゲイン:16 dB
  • チャンネル / チャンネルのゲイン誤差: 0.1 dB@100 MHz
  • チャンネル / チャンネルの位相誤差:0.06°@100 MHz
  • 差動入力またはシングルエンド入力信号を差動出力
  • I/OのDC結合またはAC結合
  • 低ノイズ入力段:1.3 nV/√Hz RTI@AV = 16 dB
  • 広帯域での低歪み (AV = 16 dB、5 V電源)
    • 10 MHz: −103 dBc (HD2)、−107 dBc (HD3)
    • 100 MHz: −95 dBc (HD2)、−100 dBc (HD3)
    • 200 MHz: −94.5 dBc (HD2)、−87 dBc (HD3)
    • 500 MHz: −83 dBc (HD2)、−64 dBc (HD3)
  • IMD3:−95 dBc@200 MHzセンター
  • 500MHzまでシングルエンドの低歪み性能を維持
  • スルー・レート:16 V/ns
  • 1.2V VCOMまで低歪みを維持
  • 16dBの固定ゲインは外部抵抗の増設により低減可能
  • 2.5nsの高速セトリングとオーバードライブ回復
  • 単電源動作:2.8 V~5.2 V
  • パワーダウン
  • 低DC消費電力:462mW(3.3V電源)
ADL5566
差動アンプ、デュアル、4.5GHz 、超高ダイナミックレンジ
ADL5566 Functional Block Diagram ADL5566 Pin Configuration
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ツールおよびシミュレーション

Sパラメータ 1

キーサイトGenesys向けのSys-Parameterモデル

Sys-Parameterモデルは、デバイスの直線性と非直線性を明らかにするP1dB、IP3、ゲイン、ノイズ指数、リターン損失などの挙動パラメータを提供します。

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ADIsimRF

ADIsimRFは使いやすいRFシグナル・チェーン計算ツールです。最大50段までのシグナル・チェーンについて、カスケード・ゲイン、ノイズ、歪み、消費電力を計算し、プロット、エクスポートが可能です。ADIsimRFには、アナログ・デバイセズのRFおよびミックスド・シグナル部品のデバイス・モデルの広範なデータ・ベースも含まれています。

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評価用キット

eval board
AD-FMCOMMS6-EBZ

AD-FMCOMMS6-EBZ評価用ボード

機能と利点

  • レシーバーの複雑さと必要なステージ数を低減し、性能を向上させると共に消費電力を抑える 
  • イメージ除去の問題と望まないミキシングを防止する 

製品詳細

AD-FMCOMMS6-EBZ評価用ボードは、AD9652デュアル16ビットA/Dコンバータ、ADL5566広ダイナミック・レンジRF/IFデュアル差動アンプ、およびADL5380直交復調器に基づく400MHz~4.4GHzのレシーバーです。

これは、ダイレクト・コンバージョン(ホモダインやゼロIFとも)レシーバー・アーキテクチャに対するI/Q復調アプローチです。複数の周波数変換を行えるスーパーへテロダイン・レシーバーに対し、ダイレクト・コンバージョン無線は1つの周波数変換のみを行います。周波数変換が1つであることは、以下の理由で有利です。

  • レシーバーの複雑さと必要なステージ数を低減し、性能を向上させると共に消費電力を抑える
  • イメージ除去の問題と望まないミキシングを防止する


このトポロジーにより、差動信号環境のイメージ除去と迅速な実装が実現します。ACDへのフルスケール入力を維持するための増幅ステージがあります。局部発振器とADCクロックがボード上に実装され、同じリファレンス信号を共有して不鮮明さを防止します。フォーム・ファクタはVITA57に準拠し、すべてのDC電源がFMCコネクタを通してデータ・キャプチャ・ボードから配線されています。この評価用ボードは、「商用の」(COTS)コンポーネントを使用した防衛用および商用のレーダーを目的とした高性能レシーバー・シグナル・チェーンを実現しています。回路全体の帯域幅は220MHzで、パス・バンドの平坦性は+/_1.0dBです。145MHzのIFで測定したS/N比およびSFDRは、それぞれ64dBおよび75dBcです。


EVAL-ADL5566

ADL5566評価用ボード

製品詳細

ADL5566-EVALZは、FR4を基本としたフル実装の4層の評価用ボードです。通常動作では、3V~5V/100mAの単電源が必要です。電源は、VCCおよびGNDと表記されたテスト・ループに接続する必要があります。RF入力信号は、VIN1およびVIP2と表記されたSMAコネクタに適用されます。RF出力は、VOP1およびVON2と表記されたSMAコネクタにあります。評価ボードは、SMAコネクタVIP1、VIN2、VON1、VOP2を取り付け、R3、R4、R25、R26を取り外し、0ΩジャンパR1、R2、R27、R26を取り付け、トランスT1、T2、T3、T4を取り外し、トランス・パッドをまたいでジャンパを配置することで、完全な差動入出力へと変更することができます。3ピン・ヘッダであるENBL_1およびENBL_2は、有効化機能を制御します。テスト・ループであるVCOM-1およびVCOM-2は、コモンモード電圧を調整するインターフェースを提供します。

AD-FMCOMMS6-EBZ
AD-FMCOMMS6-EBZ評価用ボード
eval-image-unavailable
EVAL-ADL5566
ADL5566評価用ボード

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