ADA4510-2

• トランスインピーダンス・アンプ（TIA）および容量性負荷を駆動するユニティ・ゲイン・フォロワとして構成されたADA4510-2の安定性分析が可能
• ADALM2000への簡単な接続

EVAL-KW4503Zは、オペレーショナル・アンプリファイア（オペアンプ）の安定性と位相マージンを予測、測定、シミュレートする方法をユーザに理解してもらうために設計された、ノウハウと統合知識（KWIK）のデモ・ボードです。これにより、トランスインピーダンス・アンプ（TIA）および容量性負荷を駆動するユニティ・ゲイン・フォロワとして構成されたADA4510-2の安定性分析が可能になります。

EVAL-KW4503Zで使用されているADA4510-2は、デュアル・チャンネル、40V、高精度、低入力バイアス電流、低オフセット電圧、低オフセット電圧ドリフト、低ノイズのレールtoレール入出力オペレーショナル・アンプリファイアです。センシング、コンディショニング、出力駆動など、シグナル・チェーンのあらゆる段階で使用できます。アナログ・デバイセズ独自のDigiTrim™技術により、ADA4510-2はクラス最高の低オフセット・ドリフト（±70nV/°C（代表値）、±500nV/°C（最大））と低オフセット電圧（±5μV（代表値）、±20μV（最大））を実現し、高精度設計における温度キャリブレーションを簡素化します。ADA4510-2は、−40°C～+85°Cおよび−40°C～+125°Cで動作するように仕様規定され、8ピンSOIC_Nを採用しています。

EVAL-KW4503Zは、TIAの安定性を示すKWIKデモにADA4510-2の1つのチャンネルを使用し、ユーザが3つの補償オプションから選択できる実践的なプラットフォームを提供します。オプションは、ADA4510高精度CMOSアンプを使用した、わずかに安定した設計、位相マージンが45°の設計、および位相マージンが70°より大きい設計です。

EVAL-KW4503Zは、容量性負荷の安定性を示すKWIKデモにADA4510-2のもう1つのチャンネルを使用し、1nFの容量性負荷を駆動する高精度の10MHzオペアンプを安定させる方法を示す実践的なプラットフォームを提供します。

TIAデモと容量性負荷デモの両方が、ADALM2000に直接接続できる単一の使いやすいボードに統合されています。

アプリケーション

• 高度な教育

• 低周波ノイズ（0.1Hz～10Hz）を素早く測定可能
• 低電力、低ノイズ、ゼロドリフト・アンプを評価
• 5ピンTSOTパッケージ、8ピンSOICパッケージ、8ピンMSOPパッケージに対応
• ADALM2000アクティブ・ラーニング・モジュールに簡単に接続

EVAL-KW4502Zは、（1）低消費電力オペアンプ、（2）低ノイズのバイポーラ・オペアンプ、（3）低ノイズのゼロドリフト・オペアンプという3種類の一般的なオペレーショナル・アンプリファイア（オペアンプ）の低周波ノイズを評価するためのデモ・ボードです。

EVAL-KW4502Zで使用されているADA4510-2は、デュアル・チャンネル、40V、高精度、低入力バイアス電流、低オフセット電圧、低オフセット電圧ドリフト、低ノイズのレールtoレール入出力オペレーショナル・アンプリファイアです。センシング、コンディショニング、出力駆動など、シグナル・チェーンのあらゆる段階で使用できます。特に重要な点は、ADALM2000アクティブ・ラーニング・モジュールから供給できる+/-5Vという低電圧電源で動作できることです。

EVAL-KW4502Zは、LT1782、ADA4077、ADA4522をそれぞれ薄型スモール・アウトライン・トランジスタ（TSOT）、標準スモール・アウトライン・パッケージ（SOIC）、小型スモール・アウトライン・パッケージ（MSOP）に収容します。

LT1782、ADA4077、ADA4522の詳細な仕様は、アナログ・デバイセズのウェブサイトで入手できます。

• 高度な教育

• Full featured evaluation boards for the ADA4510-2, a dual-channel, low input bias current amplifier available in an 8-lead, standard small outline package (SOIC_N) and in a mini small outline package (MSOP)
• Enables quick prototyping
• User defined circuit configuration
• Edge mounted SMA connectors
• Connects easily to test equipment and other circuits
• Available provisions for photodiode sensors for quick evaluation
  • Connections available for photodiode bias
  • Guard traces to minimize leakage

This user guide is designed to aid in the evaluation of the ADA4510-2. The EVAL-ADA4510-2ARZ and EVALADA4510-2ARMZ are evaluation boards used to test the ADA4510-2, a dual-channel, low input bias current amplifier that comes in an 8‑lead, standard small outline package (SOIC_N) and in a mini small outline package (MSOP). The EVAL-ADA4510-2ARZ and the EVAL-ADA4510-2ARMZ are hereafter referred to as the ADA4510-2 evaluation board in this user guide. The design of this evaluation board emphasizes simplicity and ease of use. Provisions are available on the board to interface easily to test equipment.

The ADA4510-2 evaluation board uses surface-mount components (SMT) in case size 0603, except for bypass capacitors and termination resistors. The ADA4510-2 evaluation board features a variety of unpopulated resistor and capacitor footprints that provide the user with multiple choices and extensive flexibility for different application circuits.

The evaluation board has provisions for photodiode sensors that allow for easy configuration of a transimpedance amplifier (TIA). The layout is optimized with provisions for guarding to ensure low leakage and low parasitic capacitance for TIA applications.

Additionally, the evaluation board has provisions to build different types of filters. For selecting specific component values and designing filters, refer to https://tools.analog.com/en/filterwizard/.

Full details about the part are available in the ADA4510-2 data sheet, which must be consulted when using the ADA4510-2 evaluation board.

• オペアンプの積分ノイズを迅速に測定可能
• DUTと同様のピン構成を持つ他の8ピンSOICデュアルチャンネル・オペアンプに対応
• プラグ・アンド・プレイ機能によってADALM2000への接続が容易になり、Scopy（ADALM2000に付属のソフトウェア）でテストや測定をすばやく実行

EVAL-KW4501Zデモ・ボードは、2チャンネル・オペアンプの積分ノイズを評価および差別化します。どちらのチャンネルについてもデフォルト・ゲインはG = -1000で、抵抗値の組み合わせはチャンネルごとに異なります。

各チャンネルの回路構成については、ユーザ・ガイドの図1を参照してください。抵抗値は次のように設定されています。（1）チャンネルA：R_F = 1MΩ、R_G = 1kΩ。（2）チャンネルB：RF = 10kΩ、RG = 10Ω。

EVAL-KW4501Zは、積分ノイズKWIKレクチャおよびラボ・トレーニング・モジュールに付属のボードです。これは、KWIKデモ・ボード・ファミリ（教育およびデモ向け評価用ボード・シリーズ）の一部であり、ADALM2000（アナログ・デバイセズが提供する、ポータブル、USB給電、ソフトウェア定義のテストおよび測定機器）に直接接続できます。

EVAL-KW4501Zに搭載されているADA4510-2 ICは、デュアル・チャンネル、高精度、低オフセット電圧、低ノイズ、レールtoレール入力および出力のオペアンプです。この部品は、6V～40Vの広い電源電圧範囲で動作します。ADALM2000に内蔵の±5V電圧電源で電力を供給できます。

EVAL-KW4501ZはADA4510-2の8ピンSOICバージョンを使用し、同じフットプリントとピン構成を持つ他のICに対応します。ADA4510-2のすべての仕様は、www.analog.comでご覧いただけます。