AD6655
AD6655
製造中IFダイバーシティー・レシーバ
- 製品モデル
- 6
- 1Ku当たりの価格
- 最低価格:$63.57
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製品の詳細
- SNR=74.5dBc(75.5dBFS)(fIN=70MHz、帯域幅32.7MHz) @150MSPS
- SFDR=80dBc (70MHzまで)@150MSPS
- 1.8Vのアナログ電源動作
- 1.8V~3.3VのCMOS出力電源または1.8VのLVDS出力電源
- 入力クロック分周器(整数1~8)を内蔵
- ADCを2チャンネル内蔵
- サンプル・レート:最大150MSPS
- IFサンプリング周波数:450MHzまで
- ADCリファレンス電圧を内蔵
- ADCサンプル・アンド・ホールドを内蔵
- 柔軟なアナログ入力範囲:1V p-p~2V p-p
- ADCのクロック・デューティ・サイクル・スタビライザ
- チャンネル・アイソレーション/クロストーク:95dB
- 広帯域デジタル・ダウンコンバータ(DDC)を内蔵
- 32ビット複素数の数値制御発振器(NCO)を内蔵
- デシメーション用ハーフバンド・フィルタおよびFIRフィルタを内蔵
- 実数と複素数の出力モードをサポート
- 高速アッタク/スレショールド検出ビット
- コンポジット信号モニタ
- 省エネルギのパワーダウン・モード
AD6655は、80MSPS/105MSPS/125MSPS/150MSPSの14ビットADCが2個と、広帯域デジタル・ダウンコンバータ(DDC)から構成されるミックスド・シグナル中間周波数(IF)レシーバです。AD6655は、低価格、小型、多機能が必要とされる通信アプリケーションをサポートするようにデザインされています。
2個のADCコアはマルチステージの差動パイプライン・アーキテクチャを採用し、出力誤差補正ロジックを内蔵しています。各ADCは、ユーザー選択可能な、多様な入力範囲をサポートする広帯域差動サンプル・アンド・ホールド・アナログ入力アンプを持っています。リファレンス電圧を内蔵しているためデザインが容易です。デューティ・サイクル・スタビライザは、ADCのクロック・デューティ・サイクルの変動を補償して、ADCの優れた性能を維持します。 ADCデータ出力は内部でレシーバのデジタル・ダウンコンバータ(DDC)に直接接続されているため、レイアウトが簡素化されて相互接続の寄生成分が少なくなります。
デジタル・レシーバは2チャンネルあるため、処理の柔軟性が増します。各受信チャンネルは、32ビット周波数変換器(数値制御発振器(NCO))、ハーフバンド・デシメーション・フィルタ、固定FIRフィルタ、fADC/8固定の周波数NCOの4ステージがカスケード接続された信号処理機能で構成されています。
AD6655はレシーバDDCの他にシステム・レシーバ内に自動ゲイン制御(AGC)機能を簡素化する複数の機能を持っています。高速な検出機能を使うと、4ビットの入力レベル情報を短いレイテンシで出力することにより、高速なオーバーレンジ検出が可能になります。
さらに、スレッショールドがプログラマブルな検出器を使うと、レイテンシの小さいADCの高速検出ビット(4ビット)を使って着信信号電力をモニタすることができます。入力信号レベルがプログラマブルなスレッショールドを超えると、粗調整上位スレッショールド・インジケータがハイ・レベルになります。このスレッショールド・インジケータのレイテンシは小さいため、迅速にシステム・ゲインを下げてオーバーレンジ状態を回避することができます。
2つ目のAGC関連機能は信号モニタです。このブロックを使うと、着信信号のコンポジット振幅をモニタすることができるため、システム全体のダイナミック・レンジを最適化するゲインを設定するときに役立ちます。
デジタル処理を行ったデータは、2つの外部14ビット出力ポートへ直接出力することができます。これらの出力は、1.8V~3.3VのCMOSまたは1.8VのLVDSに設定することができます。CMOSデータも、ダブル・データ・レートのインターリーブ構成でポートAのみから出力することができます。
AD6655レシーバは、IF周波数の広いスペクトルをデジタル化します。各レシーバは、メイン・チャンネルとダイバーシティー・チャンネルの同時受信を行うようにデザインされています。このIFサンプリング・アーキテクチャは、従来型アナログ技術または集積度の低いデジタル方式と比べると部品コストと複雑さを大幅に削減します。
柔軟なパワーダウン・オプションは、必要に応じて大幅な省電力を可能にします。
設定と制御は、3ビットのSPI互換シリアル・インターフェースを介して行います。
AD6655は64ピンLFCSPを採用し、-40℃~+85℃の工業用温度範囲で仕様が規定されています。
製品のハイライト
- 150MSPSの14ビットADCを2個内蔵
- 広帯域デシメーション・フィルタと32ビット複素NCOを内蔵
- シリアル出力付きの高速オーバーレンジ検出機能と信号モニタ機能
- 独自の差動入力により、最大450MHzまでの入力周波数で優れたSNR性能を維持
- 独立したCMOS、インターリーブCMOS、IQモードCMOS、インターリーブLVDSなどの柔軟な出力モード
- SYNC入力により複数デバイスの同期が可能
- レジスタの読み書きに使用する3ビットSPIポートを内蔵
アプリケーション
- 通信
- ダイバーシティー無線システム
- マルチモード・デジタル・レシーバ(3G)
- TD-SCDMA、WiMax、WCDMA、 CDMA2000、GSM、EDGE、LTE
- I/Q 復調システム
- スマート・アンテナ・システム
- 汎用ソフトウェア無線
- ブロードバンド・データ・アプリケーション
ドキュメント
データシート 2
アプリケーション・ノート 14
技術記事 1
評価用設計ファイル 2
製品モデル | ピン/パッケージ図 | 資料 | CADシンボル、フットプリント、および3Dモデル |
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AD6655ABCPZ-105 | 64-Lead LFCSP (9mm x 9mm w/ EP) | ||
AD6655ABCPZ-125 | 64-Lead LFCSP (9mm x 9mm w/ EP) | ||
AD6655ABCPZ-150 | 64-Lead LFCSP (9mm x 9mm w/ EP) | ||
AD6655ABCPZ-80 | 64-Lead LFCSP (9mm x 9mm w/ EP) | ||
AD6655ABCPZRL7-125 | 64-Lead LFCSP (9mm x 9mm w/ EP) | ||
AD6655ABCPZRL7-150 | 64-Lead LFCSP (9mm x 9mm w/ EP) |
製品モデル | 製品ライフサイクル | PCN |
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6 9, 2021 - 20_0126 Conversion of Select Sizes LFCSP Products from Punched to Sawn and Transfer of Assembly Site to ASE Korea |
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AD6655ABCPZ-125 | 製造中 | |
AD6655ABCPZ-150 | 製造中 | |
AD6655ABCPZ-80 | 製造中 | |
AD6655ABCPZRL7-125 | 製造中 | |
1 29, 2014 - 14_0014 ADI Corporate Obsolescence Notice-January 2014 (Standard Products) |
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AD6655ABCPZ-105 | 製造中止 | |
AD6655ABCPZRL7-150 | 製造中止 |
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ツールおよびシミュレーション
Virtual Eval(仮想評価、 ベータ版)
Virtual Evalは、ADC、DAC、およびその応用製品評価を支援するウェブベースの設計ツールです。アナログ・デバイセズのサーバ上にあるモデルを使用して、重要な部品の性能特性をわずか数秒でシミュレートします。使用時は、入力トーンや外部ジッタなどの動作条件のほか、ゲインやデジタル・ダウンコンバージョンといったデバイス機能を設定してください。ノイズ、歪み、分解能、FFT、タイミング図、周波数応答プロット、その他さまざまな性能特性を確認することができます。
ツールを開くSパラメータ 1
AD6655 IBIS Models 2
- AD6655CPZ (All Speed Grades) - 1.8V Outputs
- AD6655CPZ (All Speed Grades) - 3.3V Outputs
Visual Analog
VisualAnalog™は、高速ADCの選択や評価を行う設計者向けに、強力なシミュレーション/データ解析ツール・セットとユーザ・フレンドリなグラフィカル・インターフェースを組み合わせたソフトウェア・パッケージです。
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