ADMV4530
ADMV4530
新規設計に推奨フラクショナルN PLLおよびVCOを内蔵するデュアルモードKaバンド・アップコンバータ
- 製品モデル
- 2
- 1Ku当たりの価格
- 最低価格:$42.52
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製品の詳細
- RF出力周波数範囲:27GHz~31GHz
- アップコンバージョン・モード2種
- 差動ベースバンドI/Qから直接アップコンバージョン(I/Qモード)
- シングル上側サイドバンド・アップコンバージョン(IFモード)
- 1dB帯域幅:500MHz(I/Qモード)
- 入力周波数範囲:2GHz~3GHz(IFモード)
- 整合した50Ωのシングル・エンドRF出力
- 整合した50Ωのシングル・エンドIF入力
- プログラマブル・ベースバンドI/Qコモンモード電圧
- サイドバンド除去比とキャリア・フィードスルーの最適化
- RFとIFの結合ゲイン・ダイナミック・レンジ:70dB
- プログラマブル自動IFゲイン制御
- 3線式または4線式SPIを介してプログラム可能
- 40端子、6mm × 6mm、RoHS準拠LGA
ADMV4530は、同相/直交(I/Q)ミキサーを搭載した高集積アップコンバータであり、次世代のKaバンド衛星通信に最適です。
低位相ノイズのフラクショナルNフェーズ・ロック・ループ(PLL)が電圧制御発振器(VCO)および内部2逓倍器と共に集積されていて、I/Qミキサーに必要なオンチップ局部発振器(LO)信号を生成します。そのため、外付けの周波数合成機は必要ありません。VCOは内部の自動キャリブレーション・ルーチンを使用します。これにより、PLLは必要な設定とロックを約100μsで選択できます。
PLLへのシングルエンド・リファレンス入力は最大500MHzで動作し、柔軟性を高めるために内部リファレンス分周器と乗算器を備えています。更に、位相周波数検出器(PFD)の比較周波数は、インテジャー・モードでは最大250MHz、フラクショナルNモードでは160MHzにすることができます。
このアップコンバータは、帯域幅500MHzのI/Qモードまたは最大帯域幅3GHzのIFモードで動作できるI/Qミキサーで構成されているため、様々な無線アーキテクチャを使用でき、従来システムとの下位互換性も確保できます。
I/Qミキサーの直後に、ゲイン段と可変減衰段があります。この構成では、19dBmの最小1dB圧縮ポイント(P1dB)を達成でき、外部ゲイン段が不要になります。
プログラマブルな4線式シリアル・ポート・インターフェース(SPI)によって直交位相を調整でき、最適な側波帯抑圧特性が得られます。更に、このSPIにより、IFモードのLOフィードスルーを除去できます。I/Qモードの場合、外部DCオフセットを差動ベースバンドI/Q入力に適用することによって、LOフィードスルーを除去できます。
IF自動ゲイン制御(AGC)は、IF可変ゲイン・アンプ(VGA)を調整して、入力電力の変動を補償します。通常動作時、このAGC機能は、SPIを介してイネーブルまたはディスエーブルに設定できます。通常動作中にディスエーブルに設定した場合、AGC機能は、パワーダウン・モードのテスト・トーンでのみ動作し、温度変動を追跡します。
ADMV4530アップコンバータは、RoHS準拠の6mm × 6mmの40端子ランド・グリッド・アレイ(LGA)パッケージで提供されます。ADMV4530は、−40°C~+85°Cのケース温度範囲で動作します。
アプリケーション
- 衛星通信
- ポイントtoポイント・マイクロ波通信
ドキュメント
データシート 1
ユーザ・ガイド 1
製品選択ガイド 1
Analog Dialogue 1
製品モデル | ピン/パッケージ図 | 資料 | CADシンボル、フットプリント、および3Dモデル |
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ADMV4530BCCZ | 40-terminal LGA (6 mm × 6mm) | ||
ADMV4530BCCZ-RL7 | 40-terminal LGA (6 mm × 6mm) |
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ツールおよびシミュレーション
LTspice®は、無料で提供される強力で高速な回路シミュレータと回路図入力、波形ビューワに改善を加え、アナログ回路のシミュレーションを容易にするためのモデルを搭載しています。