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「送電網の近代化」に活力を - 「Enlit 23」に見るElgama、Gridspertise、Aidonの取り組み

欧州最大規模のエネルギー関連の展示会「Enlit Europe 2023(Enlit 23)」では、エネルギー業界の主要な企業が一堂に会し、エネルギー・トランジションに伴う課題と不確実性に焦点を絞りながら、未来を駆動するための新たな可能性を示しました。

アナログ・デバイセズは、エネルギー・トランジションの最前線に立つ革新的な企業(Elgama、Gridspertise、Aidonの3社)のリーダーに対するインタビューを実施しました。インタビューでは、分散型エネルギー源の管理、グリッドのデジタル化、スマート・メータ、プロシューマ(生産消費者)の台頭など、送電網の近代化を加速するための様々な道筋について語られています。

それらのインタビューで明らかになった重要なポイントは、送電網にインテリジェントをもたらす上でエッジによる処理がいかに重要であるかということです。エッジによる処理は、データ/知見のリアルタイムの生成、ローカルでの意思決定、情報エコシステムの構築を可能にします。その結果として、よりスマートで、より効率的で、より強靭な送電網を実現することができます。以下で紹介するビデオでは、アナログ・デバイセズのソリューションが、エネルギーの変換、管理、貯蔵にわたる複雑さをいかに緩和し、送電網近代化の加速を促すのかということが説明されています。また、アナログ・デバイセズとグローバルなお客様の連携が、送電網のエッジにインテリジェンスを付加する上でどのように役立つのかということが明らかにされています。

参加者

  • Andrew Waller、アナログ・デバイセズ EMEAエネルギー担当ディレクタ
  • Nerijus Kruopis氏、Elgama CTO
  • Shalini Palmer、アナログ・デバイセズ EMEA担当コーポレート・バイス・プレジデント
  • Gianni Ceneri氏、Gridspertise CTO
  • Nitin Sharma、アナログ・デバイセズ サステナブル・エネルギー担当ゼネラル・マネージャ
  • Tomi Kyllonen、Aidon CTO

各ビデオのテーマ

スマート・メータによる精度の高い課金、サービスとしてのエネルギーの進化


アナログ・デバイセズとElgamaは、サービスとしてのエネルギーの進化、スマート・メータの両サイドに対する投資の変化、プロシューマの台頭について議論しました。スマート・メータは、精度の高い課金を実現します。総所有コスト、市場の柔軟性、低コストの発電への対応と並ぶ非常に重要な要素です。送電網の未来を切り開く上では、企業間の協力と新たなビジネス・モデルが鍵となります。

送電網のデジタル化、データ/知見のリアルタイムの生成


アナログ・デバイセズとGridspertiseは、送電網のデジタル化について議論しました。具体的には、エネルギーの管理、変電所にインテリジェンスを付加するためのデータ/知見のリアルタイムの取得、ローカルでの意思決定の役割について述べています。また、グローバルなエネルギー・トランジション、その進化、新興国が直面する課題についても重要な見解が示されています。

エネルギーの管理に関するエコシステムの発展性


アナログ・デバイセズとAidonは、電力品質の監視、分散型エネルギー源の統合、スマートなエネルギー管理について議論しました。何が起きているのかを把握して迅速に対応するためには、送電網全体にわたってデータ/知見をリアルタイムに取得することが非常に重要です。技術が急速に進化し、エコシステムの複雑さが増していることから、単独の企業がすべての分野のエキスパートになることは非常に困難です。つまり、創造、開発、発明には複数の企業の連携が不可欠となります。