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自動車の未来:バッテリ・ライフサイクル管理でEVへの移行を促進

EVは、持続可能なモビリティ問題の解決として、大きな注目を集めています。ただ残念ながら、世界的なEV普及の転換点にはまだ遠く至っていません。例えば内燃機関自動車と比べ高コスト、走行距離に対する不安、充電スタンドのインフラストラクチャが信頼できないなど、普及に至らない理由は数多くあります。EVの総所有コスト(TCO)に対処する重要な方法の1つは、すべてのEVの心臓部であるバッテリに注力することです。バッテリ管理技術を活用することにより、性能やバッテリのライフサイクルの向上、充電速度の加速など様々なことが実現できます。

このビデオでは、アナログ・デバイセズのバッテリ管理システム担当ゼネラル・マネージャであるRoger Keenがバッテリ・ライフサイクルに関する知見を活用する方法、ならびにアナログ・デバイセズがワイヤレス・バッテリ管理システム(wBMS)を使用して自動車のバリュー・チェーンを強化する方法についてご紹介します。

参加者:

  • Roger Keen、アナログ・デバイセズ、バッテリ管理システム担当ゼネラル・マネージャ
  • Harry Dempsey、Financial Times、商品特派員

ビデオの各章:
*日本語字幕なし

EVの総所有コスト(TCO)を削減


EVの普及を加速する重要な要素の1つとして、よりスマートで効率的なバッテリ・パックと電動パワートレインの問題があります。EVの総所有コスト(TCO)は、バッテリの組み立ておよびテスト(BFT)、バッテリ・パックの設計およびアセンブリ、EVの動作管理、バッテリの循環型経済など、バッテリの技術やライフサイクル管理に関する多数の要因に大きく影響されます。

アナログ・デバイセズのワイヤレス・バッテリ管理システム(wBMS)


アナログ・デバイセズのワイヤレス・バッテリ管理システム(wBMS)は、ハードウェアに加え、無線(OTA)やソフトウェア・アップデート、最も厳しい自動車サイバーセキュリティ規格にも対応した、まったく新しい無線プロトコル・スタックまで、あらゆる機能を完備したシステム・レベルのソリューションです。無線接続を実現することにより、EVは、設計や製造にかかる時間を短縮し、エッジのインテリジェンスを安全にバッテリ・セルへと届けることができます。GMは、アナログ・デバイセズのワイヤレス・バッテリ管理システム(wBMS)を早期に導入した企業として、GMのUltium EVプラットフォームの開発とEV車両の拡大に活用しています。

EVバッテリ・ライフサイクルに高度な知見を搭載


現在に至るまで、バッテリ・ライフサイクルの知見は、バリュー・チェーンに組み込まれていませんでした。アナログ・デバイセズのワイヤレス・バッテリ管理システム(wBMS)は、高精度検出、エッジ処理、組込みソフトウェア、ワイヤレス通信リンクを使用し、バッテリ・ライフサイクル全体にわたって、リアルタイムの知見を提供します。これらの知見は、バッテリの寿命やEVの動作性能を向上させ、バッテリを高度な技術の資産へと変えることができます。

システム・レベルでの変革


自動車のバリュー・チェーン全体で、EV技術の更なる加速が進んでいます。しかも、この進歩の多くは、無線(OTA)のソフトウェア・アップデートによって実現しています。一方、この技術を支えるのに必要なハードウェアは、長期にわたるソフトウェア・アップデートにも対応できる拡張性を備えていなければなりません。より完全なソリューションの提供、市場投入時間の短縮、そしてバリュー・チェーンの投資利益率(ROI)の最大化を実現するには、システム・レベルでの設計革新が必要不可欠です。これらの要素がEVの総所有コスト(TCO)を向上させます。