製品概要

機能と利点

  • プロトタイプを効率的に構築可能
  • ユーザ定義の回路構成
  • エッジ・マウントSMAコネクタを装備
  • テスト装置やその他の回路へ簡単に接続可能
  • RoHS準拠 

製品概要

EVAL-LTC6227MS8E/EVAL-LTC6229MS8Eでは、8ピン、デュアルチャンネルMSOP(Micro Small Outline Package)オペアンプLTC6227およびLTC6229の評価が可能です。EVAL-LTC6227MS8EおよびEVAL-LTC6229MS8Eは、ポスト・ローパス・フィルタを備えたバッファ構成の事前装着ボードです。この構成により、LTC6227とLTC6229を高速アナログ・デジタル・コンバータ(ADC)ドライバとして使用できます。この他EVAL-LTC6227MS8E/EVAL-LTC6229MS8Eは、オペアンプの代表的な構成をサポートしており、高速、低電圧、低ノイズ、計装アンプ、アクティブ・フィルタといった、LTC6227とLTC6229の代表的なアプリケーションのための構成や機能を備えています。露出パドル・ピンは、デバイスに必要なVEEターレット・ピンと短絡しています。

4層構造のEVAL-LTC6227MS8E/EVAL-LTC6229MS8Eは、入出力共にエッジ・マウントされたSMA(Subminiature Version A)コネクタを採用しており、テスト装置や他の回路との接続を効率的に行うことができます。また、EVAL-LTC6227MS8E/EVAL-LTC6229MS8Eでは、信号ピンとグラウンディングの両方に充分なテスト・ポイント確保されています。

パワー・プレーンとグランド・プレーンは最適化されており、低ノイズの高速動作を実現しています。部品の配置や電源のバイパスも、回路の柔軟性と性能を最大限に引き出せるよう最適化されています。EVAL-LTC6227MS8E/EVAL-LTC6229MS8Eでは、C0402またはC0603の表面実装技術(SMT)部品と、C5およびC6用のC1206バイパス・コンデンサを採用しています。

EVAL-LTC6227MS8E/EVAL-LTC6229MS8Eの表面側にすべての部品を配置し、裏面側には部品を配置していません。EVAL-LTC6227MS8EとEVAL-LTC6229MS8Eの評価用ボードは、搭載されているデバイスを除いて全く同じです。

LTC6227およびLTC6229の詳細については、LTC6227およびLTC6229のデータ・シートを参照してください。また、それらはEVAL-LTC6227MS8E/EVAL-LTC6229MS8Eを使用する際にはユーザ・ガイドと併せて参照する必要があります。

はじめに

必要な機器

  • デュアル出力DC電源
  • デュアルチャンネル信号発生器
  • オシロスコープ
  • バナナ・プラグ-グラバー・ケーブル3本
  • SMA-BNC雄ケーブル4本