製品概要
機能と利点
- ブースト回路、VOUT = 48V、VIN範囲 = 10V~36V:
- IOUT = 110mA(VIN = 10V時)
- IOUT = 135mA(VIN = 12V時)
- IOUT = 210mA(VIN = 24V時)
- IOUT = 400mA(VIN = 36V時)
- 効率 = 89%(VIN = 12V、IOUT = 135mA時)
- 反転回路、VOUT = -12V、VIN範囲 = 4V~36V:
- IOUT = 170mA(VIN = 4V時)
- IOUT = 270mA(VIN = 12V時
- IOUT = 280mA(VIN = 24V時)
- IOUT = 280mA(VIN = 36V時)
- 効率 = 87%(VIN = 12V、IOUT = 270mA時)
- イネーブル/UVLO(Under Voltage Lock Out)入力、抵抗により設定可能なUVLO閾値
- 1本の帰還ピンを使用して、正または負の出力電圧を設定
- 固定2MHzスイッチング周波数
- 内部補償機能とソフトスタート機能
- 過熱保護
- 実証済みPCBレイアウト
- 完全実装済みおよび試験済み
製品概要
EVAL-ADPL26001-AZ評価用ボードは、ADPL26001(1A、60Vスイッチを備えた低IQの昇圧/SEPIC/反転コンバータ)を搭載しています。
ADPL26001は、同等のコンバータよりも高い入力電圧と出力電圧に対応すると共に、軽負荷時および無負荷時の入力電流を大幅に削減します。ADPL26001は正または負の出力を安定化させるコンバータで、2MHzのスイッチング周波数が内部でプログラムされています。
EVAL-ADPL26001-AZ評価用ボードは2つの回路で構成されています。1つは、10V~36Vの範囲の入力電圧で動作して48Vの電圧を出力する昇圧コンバータです。もう1つは、4V~36Vの範囲の入力電圧で動作して-12Vの電圧を出力する反転コンバータです。
ADPL26001は軽負荷時の入力電流が低く、定格電圧が高く、負の出力機能を備えているため、バッテリ駆動の広い電圧範囲を持つレギュレータ回路に最適です。EVAL-ADPL26001-AZ評価用ボードを使用または変更する際は、このユーザ・ガイドと併せてADPL26001のデータシートを必ず参照してください。
推奨システム動作環境
- 36V、1A DC電源(× 1)
- デジタル・マルチメータ(DMM)
- 最大400mA(48V出力時)および300mA(-12V出力時)をシンクできる負荷抵抗