製品概要

機能と利点

  • 低いオン抵抗(RON)値:0.5Ω
  • 大きな連続電流:最大847mA
  • 信号範囲全域でのRON平坦性:0.003Ω
  • オン抵抗とオン容量間のバランスを改善
  • 1.8Vロジックとの互換性
  • 16ピン、4mm × 4mm、LFCSP
  • ADG1436 とピン互換
  • ±15V、+12V、±5V、および+5V/–12Vの電源で仕様規定
  • 非対称な電源で動作
  • アナログ信号範囲:VSS~VDD − 2V

製品概要

EVAL-ADG2436EBZはADG2436用の評価用ボードです。ADG2436には、2つの独立した単極双投(SPDT)スイッチが含まれています。EN入力を使用して、すべてのスイッチをディスエーブルします。マルチプレクサ・アプリケーションで使用する場合、両方のスイッチがブレーク・ビフォア・メークのスイッチング動作を行います。各チャンネルをオンにすると、双方向に均一に信号が伝達されます。また、各スイッチの入力信号範囲はVSS~VDD − 2Vとなります。スイッチがディスエーブルのとき、電源電圧までの信号レベルがブロックされます。デジタル入力は5V、3.3V、1.8Vロジック入力と互換性があり、個別のデジタル・ロジック電源ピンは必要ありません。オン抵抗のプロファイルは、アナログ入力の範囲全体にわたって極めて平坦であり、オーディオ信号の切替え時に優れた直線性と低歪みを維持します。

EVAL-ADG2436EBZ評価用ボードを図1に示します。ADG2436はこの評価用ボードの中央に配置されており、ソースと各ドレイン・ピンに接続するためのワイヤ・スクリュー端子が用意されています。3つのスクリュー端子が本デバイスに電力を供給します。4番目の端子は、必要な場合に一定のデジタル・ロジック電源電圧を提供します。または、ボード上のADP7142からデジタル・ロジック電源電圧を供給することもできます。

ADG2436の完全な仕様は、アナログ・デバイセズから入手できるADG2436のデータシートに記載されています。EVAL-ADG2436EBZ評価用ボードを使用する際は、このユーザ・ガイドと併せてADG2436のデータシートを参照してください。