製品概要
機能と利点
- 4 個のアナログ入力
- 8 個のアナログ出力
- ステレオ S/PDIF 入出力
- セルフブート EEPROM
- ボード外ペリフェラルに接続するヘッダ
製品概要
このボードは、ADAU1467/ADAU1463 SigmaDSP® プロセッサの評価とソフトウェア開発に適したデバイスです。 ADAU1467 と ADAU1463 は機能は同一ですが、ADAU1467 は ADAU1463 以上のプログラム・メモリとデータ・メモリを備えています。 この評価用ボードで ADAU1463 を評価する際は、図 16 に示すように、 ADAU1467 ではなく ADAU1463 ブロック(SigmaStudio の通信設定セクションを参照)を選択してください。この操作によりコンパイラで ADAU1463 にマッチするようメモリ割り当てが制限されます。 このユーザー・ガイドに記載されているこれ以外の手順と説明は、ADAU1463 と ADAU1467 で同一です。
この評価用ボードは ADAU1467 のデジタル・シリアル・オーディオ・ポートへのアクセスを提供します。 4 つのアナログ入力と 8 つのアナログ出力は評価用キットに含まれている AD1937 コーデックによって提供されます。 スイッチを使用すると、マルチプレクサ機能を備えた多くのピンによって提供される代替機能の評価が可能になり、多数のヘッダは、シリアル・オーディオ・ポート、マスターおよびスレーブ制御ポートにアクセスを提供します。 これらの選択可能なモードとヘッダにより、EVAL-ADAU1467Z は、大型のアプリケーション回路のプロトタイピング、また初期デバイス評価に最適です。 ADAU1467 コアは、USB インターフェース(USBi)を介して評価用ボードに接続される、アナログ・デバイセズの SigmaStudio® ソフトウェアを使って設定します。 オンボード EEPROM(Electronically Erasable Programmable Read Only Memory)はセルフブート・モードに設定できます。 評価用ボードの電力供給は 6 V DC 電源で、ボードの必要電圧にレギュレートされます。 プリント基板(PCB)は 4 層設計、内層はグラウンド・プレーンと電源プレーンです。 外部アナログ入出力用のコネクタと、Sony/Philips Digital Interface(S/PDIF)光学インターフェースを備え、 内蔵の発振回路とオンボード 12.288 MHz パッシブ水晶発振器がマスター・クロックを提供します。
詳細については、ADAU1467 および AD1937 のデータシートを参照してください。評価用ボードを使用する際は、データシートと併せてこのユーザー・ガイドを参照してください。
マーケット&テクノロジー
対象となる製品
パッケージの内容
- EVAL-ADAU1467Z 評価用ボード
- EVAL-ADUSB2EBZ (USBi) 通信アダプタ USB ケーブル(Mini-B プラグ付き)
- 6V AC/DC 電源
関連資料
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EVAL-ADAU1467Z User Guide2017/11/01PDF2 M