SSM2319
新規設計には非推奨オーディオ・アンプ、クラスD、モノラル、フィルタレス、高効率、3W
製品の詳細
- シグマ・デルタ(ΣΔ)変調のフィルタレス・クラスDアンプ
- 内部変調器同期(SYNC)
- 5.0V電源時に3Ω負荷に対して3W、8Ω負荷に対して1.4W、および1%未満の全高調波歪み(THD)
- 5.0V電源、8Ωスピーカに対して1.4W時に90%の効率
- S/N比:98dB
- 2.5~5.5Vの単電源動作
- 20nAの超低シャットダウン電流
SSM2319は、完全に集積化された高効率のクラスDオーディオ・アンプです。携帯電話アプリケーションに最適な性能を提供します。アプリケーション回路には、最小限の部品を外付けするだけで済み、2.5~5.5Vの単電源で動作します。このアンプは3Wの連続出力パワーを供給し、そのTHD+Nは1%未満に抑えられ、5.0V電源で3Ωの負荷を駆動する能力を備えています。
SSM2319は、LC出力フィルタを外付けする必要のない、高効率、低ノイズの変調方式を特長としています。変調は、低い出力パワー時であっても高い効率を維持します。SSM2319は、5.0V電源時に8Ωの負荷に対する出力パワーが1.4Wのときに90%の効率、および3Ωの負荷に対する出力パワーが3Wのときに85%の効率で動作し、98dBのS/N比性能を備えています。スペクトル拡散パルス密度変調が使用されているため、他のクラスDアーキテクチャと比較してEMI放射による放出レベルが低く抑えられます。
複数の近接しているアンプのクロック混変調(ビーティング効果)をエンドユーザが懸念する場合は、SYNCをアクティブにすることが可能です。
SSM2319には、シャットダウン電流が20nA(typ)のマイクロパワー・シャットダウン・モードを採用しています。SDピンにロジック0を加えると、シャットダウンがイネーブルになります。
ポップおよびクリック音抑制回路も内蔵されており、電源投入/切断時に出力で発生する電圧グリッチを最小限に抑えることができるため、電源投入/切断時に発生する可聴音を低減できます。
SSM2319のゲインは12dBにデフォルト設定されていますが、抵抗ペアを外付けして、ゲインを低くすることも可能です(データシートの「ゲイン」を参照)。
SSM2319は、-40~+85℃の工業用温度範囲で仕様規定されています。サーマル・シャットダウンおよび出力短絡保護回路が内蔵されています。このデバイスは9ボール、1.5mm×1.5mmのウェハー・レベル・チップ・スケール・パッケージ(WLCSP)を採用しています。
アプリケーション
- 携帯電話
- MP3プレーヤ
- 携帯型ゲーム機
- 携帯型電子機器
- 教育用玩具
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
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