SSM2317
製造中クラスDオーディオ・アンプ、フィルタなしの高効率、モノ3W
製品の詳細
- Σ-Δ変調を採用したフィルタなしのクラスDアンプ
- 自動レベル制御(ALC)によりダイナミック・レンジを広げ、クリッピングを防止
- 5.0 V電源3 Ω負荷で3 W、8 Ω負荷で1.4 W、総合高調波歪み(ALCオフ)10%以下
- 4.2 V電源8 Ω負荷で700 mW (ALC 80%)
- 5.0 Vで効率93%、8 Ωスピーカで1.4 W
- 信号対ノイズ比(SNR): 93 dB以上
- 単電源動作: 2.5~5.5 V
SSM2317は、集積度の高い高効率クラスDオーディオ・アンプです。携帯電話アプリケーションの性能を最大化するためにデザインされています。アプリケーション回路では、最小の外付け部品数と2.5 V~5.5 Vの単電源動作が必要です。このデバイスは、5.0 V電源、3 Ω負荷、THD + N<1%で、3 Wの連続出力電力を供給することができます。
SSM2317は、外付けLC出力フィルタが不要な高効率低ノイズの変調方式を採用しています。この変調方式は、低い出力電力でも高い効率を維持します。5.0 V電源、8 Ω、1.4 Wで効率93%、また3 Ω、3 Wでは効率85%で動作し、SNR > 93 dBです。スペクトル拡散パルス密度変調を採用して、他のクラスDアーキテクチャに比べてEMI放射を低く抑えています。
自動レベル制御(ALC)の採用により、ダイナミック・レンジを広げ、クリッピングを防止することができます。この機能では、GNDとVTHピンの間に外付け抵抗を接続し、ALC_ENピンにアクチベーション電圧を加えるだけで済みます。 SSM2317には、シャットダウン電流が20 nA (typ)になるマイクロパワー・シャットダウン・モードがあります。SDピンにロー・レベルを入力すると、このシャットダウンがイネーブルされます。 このデバイスはポップ・アンド・クリック抑圧回路も内蔵しています。この機能は、出力でのターンオン/ターンオフ時の電圧グリッチを抑えて、オン/オフ時の可聴ノイズを小さくします。
SSM2317のデフォルト・ゲインは18 dBですが、外付け抵抗対を使ってゲインを小さくすることができます(ゲインのセクション参照)。 SSM2317の仕様は、−40°C~+85°Cの工業用温度範囲で規定されています。サーマル・シャットダウン保護と出力短絡保護を内蔵しています。このデバイスは、9ボールの1.5 mm × 1.5 mmウエハー・レベル・チップ・スケール・パッケージ(WLCSP)を採用しています。
アプリケーション
ドキュメント
データシート 2
ユーザ・ガイド 1
評価用設計ファイル 1
よく聞かれる質問 1
これは最新改訂バージョンのデータシートです。