MAX19712
10ビット、22Msps、フルデュープレックス、アナログフロントエンド
Tx DAC、Rx ADC、および補助制御データコンバータ内蔵、超低電力AFE
製品の詳細
- デュアル、10ビット、22Msps、Rx用ADCおよびデュアル、10ビット、22Msps、Tx用DAC
- 超低電力
- 50.4mW (fCLK = 22MHzのFDモードにおいて)
- 39.9mW (fCLK = 22MHzの低速Rxモードにおいて)
- 33.9mW (fCLK = 22MHzの低速Txモードにおいて)
- 低電流スタンバイおよびシャットダウンモード
- プログラマブルなTx用DACコモンモードDCレベルおよびI/Qオフセットの調整
- 優れたダイナミック性能
- SNR = 54.8dB (fIN = 5.5MHzにおいて) (Rx用ADC)
- SFDR = 72.9dBc (fOUT = 2.2MHzにおいて) (Tx用DAC)
- 3個の12ビット、1µsの補助DAC
- 4:1の入力マルチプレクサおよびデータ平均化機能付き10ビット、333kspsの補助ADC
- 卓越した利得/位相マッチング
- 位相が±0.01°、利得が±0.01dB (Rx用ADC) (fIN = 5.5MHzにおいて)
- マルチプレックス型のパラレル、ディジタルI/O
- シリアルインタフェース制御
- 汎用電源制御回路
- シャットダウン、スタンバイ、アイドル、Tx/Rxディセーブル
- 小型56ピンTQFNパッケージ(7mm x 7mm x 0.8mm)
MAX19712は、フルデュープレックス(FD)モードで動作する広帯域通信アプリケーションに最適な超低電力、高集積ミックスドシグナルのアナログフロントエンド(AFE)です。このデバイスは高ダイナミック性能および超低電力に最適化され、10ビットデュアル22Mspsの受信(Rx)用ADC、10ビットデュアル22Mspsの送信(Tx)用DAC、補助RFフロントエンド制御用の3つの高速セトリング12ビット補助DACチャネル、および10ビット、333ksps、内部処理用補助ADCを内蔵しています。FDモードでの標準動作電力は、22MHzのクロック周波数で50.4mWです。
Rx用ADCは、22MHzのクロック周波数で5.5MHzの入力周波数において54.7dBのSINADと75.6dBcのSFDRを備えています。アナログI/Q入力アンプは完全差動化され、1.024VP-Pのフルスケール信号を受け付けます。標準I/Qチャネルマッチングは位相が±0.01°で、利得が±0.01dBです。
Tx用DACのSFDRは、fOUT = 2.2MHzおよびfCLK = 22MHzで、72.9dBcです。アナログI/Qフルスケール出力電圧範囲は、±400mVの差動電圧範囲です。出力DCコモンモード電圧は、0.89V~1.36Vの範囲です。無線ラインアップ側波帯/搬送波抑制を最適化するために、I/Qチャネルオフセットを調整することができます。標準I/Qチャネルマッチングは利得が±0.01dBで、位相が±0.1°です。
Rx用ADCおよびTx用DACが使用する2つの独立した10ビット、パラレル高速ディジタルバスによって、周波数分割デュープレックスアプリケーション用のフル/デュープレックス動作が可能です。Rx用ADCとTx用DACを個別にディセーブルして、電源管理を最適化することができます。3線式シリアルインタフェースを通じて、電源管理モード、補助DACチャネル、および補助ADCチャネルを制御します。
MAX19712は2.7V~3.3Vのアナログ単一電源と1.8V~3.3VのディジタルI/O電源で動作します。MAX19712は拡張温度範囲(-40℃~+85℃)での動作が保証され、56ピンTQFNパッケージで提供されます。データシートの最後にある「Selector Guide (選択ガイド)」には、このAFEファミリのその他のピンコンパチブルバージョンが記載されています。時分割デュープレックス(TDD)アプリケーションの場合は、AFE製品ファミリのMAX19705~MAX19708を参照してください。
アプリケーション
- 802.11a/b/g WLAN
- ポータブル通信機器
- RFIDリーダ
- VoIP端末
- WCDMA携帯電話
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ハードウェア・エコシステム
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