MAX19706
10ビット、22Msps、超低電力アナログフロントエンド
低電力ポータブルアプリケーション向けに最適化されたAFEファミリ
製品の詳細
MAX19706は、消費電力重視の通信機器用に設計された超低電力、ミックスドシグナルのアナログフロントエンド(AFE)です。このデバイスは超低電力で高ダイナミック性能に最適化され、10ビットデュアル22Msps受信(Rx)用ADC、10ビットデュアル22Msps送信(Tx)用DAC、3つの補助RFフロントエンド制御用高速セトリング12ビット補助DACチャネル、および10ビット、333kspsのハウスキーピング用補助ADCを内蔵しています。Tx-Rx FAST (高速)モードでの標準動作電力は、22MHzのクロック周波数で49.5mWです。
Rx ADCは、22MHzのクロック周波数で5.5MHzの入力周波数に対して54.6dBのSNRと75.6dBcのSFDRを備えています。アナログI/Q入力アンプは完全差動化され、1.024VP-Pのフルスケール信号を受け付けます。標準I/Qチャネルマッチングは±0.12°の位相で、±0.01dBの利得です。
Tx DACのSFDRは、fOUT = 2.2MHzおよびfCLK = 22MHzで、72.6dBcです。アナログI/Qフルスケール出力電圧は、±400mVの差動電圧です。Tx DAC のコモンコードDCレベルを0.9V~1.35Vに設定することができます。I/Qチャネルオフセットは調整可能です。標準I/Qチャネルマッチングは±0.02dBの利得で、±0.1°の位相です。
Rx ADCおよびTx DACは単一の10ビット、パラレルの高速ディジタルバスを共用するため、時分割デュープレクス(TDD)アプリケーション用のハーフ/デュープレクス動作が可能です。3線式シリアルインタフェースを通じて、電源管理モード、補助DACチャネル、および補助ADCチャネルを制御します。
MAX19706は+2.7V~+3.3Vのアナログ単一電源と+1.8V~+3.3VのディジタルI/O電源で動作します。MAX19706は拡張温度範囲(-40℃~+85℃)での動作が保証され、48ピンTQFNパッケージで提供されます。ピンコンパチブルAFEファミリの全リストは、パラメトリック表を参照してください(English only)。
アプリケーション
- 802.11a/b/g WLAN
- ポータブル通信機器
- VoIP端末
- WiMAX™およびWiBro™ CPE
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ハードウェア・エコシステム
評価用キット
最新のディスカッション
max19706に関するディスカッションはまだありません。意見を投稿しますか?
EngineerZone®でディスカッションを始める