MAX19708
10ビット、11Msps、超低電力アナログフロントエンド
製品の詳細
- デュアル、10ビット、11Msps、Rx ADCおよびデュアル、10ビット、11Msps、Tx DAC
- 超低電力
- 36.9mW (fCLK = 5.12MHzの高速モードにおいて)
- 19.8mW (fCLK = 5.12MHzの低速モードにおいて)
- 低電流スタンバイおよびシャットダウンモード
- 阻止帯域除去が55dB以上のTD-SCDMAフィルタを内蔵
- プログラマブルなTx DACコモンモードDCレベルおよびI/Qオフセットの調整
- 優れたダイナミック性能
- SNR = 55dB (fIN = 1.87MHzにおいて) (Rx ADC)
- SFDR = 73dBc (fOUT = 620kHzにおいて) (Tx DAC)
- 3つの12ビット、1µs補助DAC
- 4:1の入力マルチプレクサおよびデータ平均化付き10ビット、333ksps、補助ADC
- 卓越した利得/位相マッチング
- ±0.08°の位相、±0.02dBの利得(Rx ADC) (fIN = 1.87MHzにおいて)
- マルチプレックス型のパラレル、ディジタルI/O
- シリアルインタフェース制御
- 汎用電源制御回路
- シャットダウン、スタンバイ、アイドル、Tx-Rxディセーブル
- 小型の48ピンTQFNパッケージ(7mm x 7mm x 0.8mm)
MAX19708は、TD-SCDMAハンドセットおよびデータカード用に設計された超低電力、ミックスドシグナル、アナログフロントエンド(AFE)です。このデバイスは超低電力で高ダイナミック性能に最適化され、10ビットデュアル11Msps受信(Rx) ADC、TD-SCDMAベースバンドフィルタ付き10ビットデュアル11Msps送信(Tx) DAC、3つの補助RFフロントエンド制御用高速セトリング12ビット補助DACチャネル、および10ビット、333ksps、ハウスキーピング用補助ADCを内蔵しています。Tx-Rx FAST (高速)モードでの標準動作電力は、5.12MHzのクロック周波数で36.9mWです。
Rx ADCは、11MHzのクロック周波数で1.87MHzの入力周波数に対して55dBのSNRと77.4dBcのSFDRを備えています。アナログI/Q入力アンプは完全差動化され、1.024VP-Pのフルスケール信号を受け付けます。標準I/Qチャネルマッチングは±0.08°の位相と±0.02dBの利得です。
TD-SCDMAローパスフィルタ内蔵のTx DACは、1.32MHzの-3dBカットオフ周波数と、fIMAGE = 4.32MHzにおいて55dB以上の阻止帯域除去を備えています。アナログI/Qのフルスケール出力電圧範囲は、±410mVまたは±500mV差動に設定することができます。出力DCコモンモード電圧は、0.9V~1.4Vに設定することができます。無線ラインアップの側波帯/キャリア抑制を最適化するために、I/Qチャネルオフセットを調整可能です。標準I/Qチャネルマッチングは±0.02dBの利得と±0.04°の位相です。
Rx ADCおよびTx DACは単一の10ビット、パラレル、高速ディジタルバスを共有しているため、時分割デュープレクス(TDD)アプリケーション用のハーフデュープレクス動作が可能です。3線式シリアルインタフェースを通じて、電源管理モード、補助DACチャネル、および補助ADCチャネルが制御されます。MAX19708 は+2.7V~+3.3Vのアナログ単一電源と+1.8V~+3.3VのディジタルI/O電源で動作します。MAX19708は拡張温度範囲(-40℃~+85℃)での動作が保証され、48ピンTQFNパッケージで提供されます。ピンコンパチブルAFEファミリの全リストは、パラメトリック表を参照してください(English only)。
アプリケーション
- ポータブル通信機器
- TD-SCDMAデータカード
- TD-SCDMA携帯電話
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ハードウェア・エコシステム
評価用キット
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