MAX1462
低電圧、低電力、16ビットスマートADC
低電圧、低電力16ビットデータ収集システム、電力消費に敏感な機器に最適
製品の詳細
- 低電圧動作:2.4V~3.6V
- 低ノイズ、310µAシングルチップセンサ信号調整
- 高精度のフロントエンド変換:< 400nVの差動入力信号
- 内蔵DSPおよびEEPROMによるセンサ誤差のディジタル補正
- 16ビット信号経路によるセンサオフセット並びに感受性係数および関連温度係数の補償
- 12ビットのパラレルディジタル出力
- アナログ出力
- 幅広い範囲のセンサ感受性とオフセットの補償
- シングルショット自動補償アルゴリズム − 繰返し不要
- 内蔵温度センサ
- スリーステート、5線式シリアルインタフェースによりサポートされる大量生産
MAX1462は、信号の調整に革新的な概念を取り入れています。つまり、16ビットのアナログ-ディジタルコンバータ(ADC)の出力が、指定の温度範囲においてディジタル的に補正されます。この機能は、工業および医療市場セグメントにおけるセンサーやスマートバッテリのようなアプリケーションに容易に利用できます。ディジタル補正は内部のディジタル信号プロセッサ(DSP)、およびユーザ設定されたキャリブレーション係数を含む内蔵の128ビットEEPROMによって行われます。調整された出力は、12ビットのディジタルワードおよび内蔵の12ビットディジタル-アナログコンバータ(DAC)を使用したレシオメトリック(電源電圧に比例)アナログ電圧として利用できます。未使用のオペアンプはアナログ出力のフィルタリングに使用できます。
アナログフロントエンドは2ビットのプログラマブルゲインアンプ(PGA)および3ビットの粗オフセット(CO) DACを含んでおり、センサの出力を調整します。この粗補正された信号は、16ビットADCによりディジタル化されます。DSPはディジタル化されたセンサ信号、温度センサ、および内蔵EEPROMに保存されている補正係数を使用して調整された出力を生成します。
センサの複数またはバッチ生産は、完全にディジタル試験インタフェースでサポートされています。MAX1462に内蔵された試験機能により、次の3つの基本的なセンサ生産作業は1つの自動化されたプロセスに統合されます。
- プリテスト:ホスト試験用コンピュータの制御下におけるセンサ性能データの収集。
- キャリブレーションおよび補償:トランスデューサのプリテストデータから決定されたキャリブレーション係数および補償係数の計算と保存。
- 最終試験操作:プリテストソケットから切断せずに行われるトランスデューサのキャリブレーションおよび補償の確認。
アプリケーション
- ダイブコンピュータおよび液面検出
- 流量計
- ハンドヘルド機器(PDA、パームトップ)
- 油圧装置
- 産業用圧力センサーおよびキャリブレータ
- 圧電抵抗式圧力および加速トランスデューサおよびトランスミッタ
- スマートバッテリパック/充電器
- 重量計および歪みゲージ測定
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ハードウェア・エコシステム
製品モデル | 製品ライフサイクル | 詳細 |
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A/D & D/Aコンバータの組み合わせ 1 | ||
MAX1358B | 製造中 | ADC、DAC、UPIO、RTC、電圧モニタ、および温度センター内蔵、16ビット、データ収集システム |
Product 1 | ||
MAX1359B | ADC、DAC、UPIO、RTC、電圧モニタ、および温度センター内蔵、16ビット、データ収集システム | |
シングル・チャンネルA/Dコンバータ 2 | ||
MAX11213 | 製造中 | プログラマブルゲインおよびGPIO内蔵、16ビット、シングルチャネル、超低電力、デルタシグマADC |
MAX11205 | 製造中 | 2線式シリアルインタフェース内蔵、16ビット、シングルチャネル、超低電力、デルタ-シグマADC |
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