MAX1121
広帯域アプリケーション用LVDS出力付き1.8V、8ビット、250Mspsアナログ-デジタルコンバータ
製品の詳細
- 変換レート:250Msps
- SNR = 48.8dB/48.7dB (fIN = 100MHz/500MHzの場合)
- SFDR = 68dBc/63.8dBc (fIN = 100MHz/500MHzの場合)
- 単一電源:1.8V
- 消費電力:477mW (250Msps時)
- 内蔵トラック/ホールドと内部リファレンス
- 選択可能な2分周クロック入力内蔵
- データクロック出力付きLVDSディジタル出力
- 評価キットあり(MAX1124EVKITをお求めください)
MAX1121は、最大500MHzの高IF周波数での優れたダイナミック性能に最適化されたモノリシック8ビット250Mspsアナログ-ディジタルコンバータ(ADC)です。この製品は、最大250Mspsの変換レートで動作しながら、消費電力はわずか477mWです。
250Mspsと100MHzの入力周波数で、MAX1121は68dBcのスプリアスフリーダイナミックレンジ(SFDR)を実現します。10MHzにおけるその48.9dBという優れた信号対ノイズ比(SNR)は、最大500MHzの入力トーンに対し(0.5dB以内で)フラットに維持されます。このため、MAX1121は携帯基地局トランシーバシステムのディジタルプリディストーションなどの広帯域アプリケーションに最適です。
MAX1121は、1.8Vの単一電源を必要とします。アナログ入力は、差動動作またはシングルエンド動作用に設計されており、AC結合またはDC結合が可能です。また、このADCは選択可能な2分周クロック回路も備えているため、ユーザは最高500MHzまでのクロック周波数を使用することができます。これによって、入力クロックソースの位相ノイズを低減することができます。最適な性能を得るために、差動LVDSのサンプリングクロックを推奨します。このコンバータのディジタル出力は、LVDS対応であり、データ形式は2の補数またはオフセットバイナリのいずれかを選択可能です。
MAX1121は、エクスポーズドパッド(EP)付き、68ピンQFNパッケージで提供され、-40℃~+85℃の工業用温度範囲での動作が保証されています。
MAX1121のピンコンパチブル、高分解能バージョンについては、MAX1122 (170Msps)、MAX1123 (210Msps)、およびMAX1124 (250Msps)のデータシートをご参照ください。
アプリケーション
- 通信テスト機器
- デジタルオシロスコープ
- デジタルプリディストーションレシーバ
- 計測
- レーダおよび衛星サブシステムアンテナアレイ処理
- ワイヤレスおよび有線ブロードバンド通信
ドキュメント
データシート 2
アプリケーション・ノート 1
デザイン・ノート 3
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ハードウェア・エコシステム
製品モデル | 製品ライフサイクル | 詳細 |
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Product 7 | ||
MAX1215N | ブロードバンドアプリケーション用、1.8V、12ビット、250Msps ADC | |
MAX1214N | ブロードバンドアプリケーション用、1.8V、低電力、12ビット、210Msps ADC | |
MAX1213N | ブロードバンドアプリケーション用、1.8V、低電力、12ビット、170Msps ADC | |
MAX1215 | ブロードバンドアプリケーション用、1.8V、12ビット、250Msps ADC |
MAX1214 | ブロードバンドアプリケーション用、1.8V、12ビット、210Msps ADC | |
MAX1213 | ブロードバンドアプリケーション用、1.8V、12ビット、170Msps ADC | |
MAX1122 | 広帯域アプリケーション用、1.8V、10ビット、170Msps、LVDS出力、アナログ-デジタルコンバータ | |
標準の高速A/Dコンバータ 2 | ||
MAX1124 | 製造中 | 広帯域アプリケーション用、1.8V、10ビット、250Msps、LVDS出力、アナログ-デジタルコンバータ |
MAX1123 | 製造中 | 広帯域アプリケーション用、1.8V、10ビット、210Msps、LVDS出力、アナログ-デジタルコンバータ |
評価用キット
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