adav801
製造中止オーディオ・コーデック、録音可能な DVD 向け
製品の詳細
- ステレオ A/D コンバータ(ADC)
48 kHz/96 kHz のサンプル・レートに対応
ダイナミック・レンジ: 102 dB
シングルエンド入力
自動レベル制御機能 - ステレオ D/A コンバータ(DAC)
32 kHz/44.1 kHz/48 kHz/96 kHz/192 kHz のサンプル・レートに対応
ダイナミック・レンジ: 101 dB
シングルエンド出力 - ADC と DAC は非同期動作
- ステレオ・サンプル・レート・コンバータ(SRC)
入出力範囲: 8 kHz ~ 192 kHz
ダイナミック・レンジ: 140 dB - デジタル・インターフェース
録音
再生
補助録音
補助再生 - S/PDIF(IEC 60958)入出力
デジタル・インターフェース・レシーバー(DIR)
デジタル・インターフェース・トランスミッタ(DIT) - PLL ベースのオーディオ MCLK ジェネレータ
- DVDR システムに必要な MCLK を生成
- SPI 互換のシリアル・ポートを介したデバイス制御
- 64 ピン LQFP パッケージ
ADAV801 は、柔軟で費用対効果の高い高性能録音再生機能が要求される DVD や CD レコーダなどのアプリケーション向けのステレオ・オーディオ・コーデックです。
ADAV801 は、録音(ADC)、再生(DAC)、フォーマット変換(SRC)を 1 チップで実行するアナログ・デバイセズ独自の高性能コンバータ・コアを備えています。ADAV801 の録音チャンネルには、録音する入力レベルを調整するための可変入力ゲイン、および自動レベル制御の機能があり、その後段にデジタル出力を録音インターフェースに送る高性能のステレオ ADC が搭載されています。また、録音チャンネルにはレベル検出器があり、この検出器を帰還ループ内で使って入力レベルを調整し、最適な録音を行うことができます。再生チャンネルには、独立したデジタル・ボリューム制御機能を備えた高性能のステレオ DAC があります。
サンプル・レート・コンバータ(SRC)は、高性能なサンプル・レート変換を行うので、異なるサンプル・レートが必要な入出力をマッチングさせることができます。SRC 入力は、再生、補助、DIR または ADC(録音)から選択することができます。SRC 出力は、再生 DAC、メインと補助の録音チャンネルの両方、および DIT に入力することができます。
ADAV801 の動作は、SPI 互換のシリアル・インターフェースを介して制御され、個別の制御レジスタを設定するためのプログラミングが可能です。ADAV801 は、3.3 V のアナログ単電源、3.3 V のデジタル電源、および 3.0 V ~ 3.6 V の範囲のオプションのデジタル・インターフェース電源で動作します。
このデバイスは、64 ピン LQFP パッケージを採用しており、−40 ºC ~ +85 ºC の商用温度範囲での動作が仕様規定されています。
アプリケーション
- 録音可能な DVD
- 全フォーマット
- CD-R/W
Data Sheet, Rev. A, 7/07
ドキュメント
データシート 1
アプリケーション・ノート 1
技術記事 1
評価用設計ファイル 1
これは最新改訂バージョンのデータシートです。