製品概要

機能と利点

  • ADSP-SC573 400 ピン 17 × 17 mm BGA
  • 2 GB DDR3 メモリ
  • 128 MB SPI フラッシュ
  • 2 x イーサネット(1 × 10/100、1 × GigE)
  • ADAU1979 クワッド ADC
  • ADAU1962A 12 チャンネル 24 ビット DAC
  • 診断機能付き ADAU1977 クワッド ADC
  • SPDIF 入出力、光および同軸
  • UART
  • 2 CAN トランシーバー + RJ11 コネクタ
  • USB OTG
  • SD/MMC メモリ コネクタ
  • HADC
  • EI3 拡張インターフェース
  • CrossCore® Embedded Studio EZ-KIT のライセンスと ICE-1000 エミュレータ

製品概要

ADSP-SC573 プロセッサは、SHARC® ファミリーの製品です。ADSP-SC573 プロセッサは、SHARC+ デュアルコアおよび arm® Cortex-A5TM コアをベースにしています。ADSP-SC573 SHARC プロセッサは、アナログ・デバイセズのスーパー・ハーバード・アーキテクチャを特長とする DSP の SIMD SHARC ファミリーの製品です。これらの 32 ビット/40 ビット/64 ビット浮動小数点演算プロセッサは、高性能オーディオ/浮動小数点演算アプリケーション用に最適化され、大容量オンチップ・スタティック・ランダム・アクセス・メモリ(SRAM)、入出力(I/O)ボトルネックを解消する複数の内部バス、および革新的なデジタル・オーディオ・インターフェース(DAI)を内蔵しています。SHARC+ コアの新しい機能強化による、キャッシュの強化、分岐予測、およびその他の命令セットの向上—すべて、以前の SHARC 製品との命令セット互換性を維持しながら実現しています。EZ-KIT には、必要なハードウェアがすべて付属しているため、すぐに評価を開始できます。

マーケット&テクノロジー

対象となる製品

パッケージの内容

ADSP-SC573 EZ-Board パッケージには、次の項目が含まれます。

  • ADSP-SC573 EZ-Board PCB
  • 汎用 5V DC 電源
  • イーサネット・ケーブル
  • USB A/micro B ケーブル
  • USB micro A/A レセプタクル・ケーブル
  • ICE-1000
  • バッグ内のスタンドオフとネジ
  • リリース・ノート
  • 2GB SD カード

推奨システム動作環境

お使いの PC が CCES インストールの以下の最小要件を満たしていることを確認してください。

  • 2 GHz シングルコア・プロセッサ(3.3 GHz デュアルコア以上を推奨)
  • 4 GB RAM(8 GB 以上を推奨)
  • 2 GB の使用可能なディスク領域
  • オープン USB ポート 1 個

注:システム条件の最新情報については、 CrossCore® Embedded Studio Release Notes を参照してください。

ソフトウェア

ミドルウェア

Operating Systems and Middleware
Analog Devices, in collaboration with several Alliance partners, provides the following operating system and middleware offerings to enable a user-friendly programming environment for applications developed using the Blackfin® and SHARC® processor families. These real-time kernels and services software seamlessly integrate with CrossCore® Embedded Studio.

製品ダウンロード

ADSP-SC5XX Board Support Package - Current Release (Rev. 2.0.2)

ミドルウェア

CrossCore Embedded Studio向け軽量TCP/IP(lwIP)スタックは、組み込みプラットフォーム用に広く採用されているTCP/IPスタックの実装の1つで、TCP/IPセットの大半のネットワーキング・プロトコルに対応しています。

HCC EmbeddedのTCP/IPスタックは、主要なプロトコルをすべて備え、IPv4とIPv6の両方をサポートしています。

HCC EmbeddedのFATシステムは、FAT 12/16/32準拠のメディアを製品に取り付ける必要のある組み込みアプリケーションで使用するために、全機能を装備し最適化されています。

HCC EmbeddedのUSBスタックは、幅広く使用されている成熟したスタックで、ほぼあらゆるUSB構成に対応しています。

ADSP-SC5xxプロセッサ・ファミリ向けのLinuxカーネルおよび開発ツール
アナログ・デバイセズのプロセッサ向けFreeRTOSは、アナログ・デバイセズのプロセッサ用のリアルタイム・オペレーティング・システムです。

ソフトウェア開発ツール

CCESは、アナログ・デバイセズのBlackfin®、SHARC®、Arm®の各プロセッサ・ファミリ向けに用意された、世界トップクラスの統合開発環境(IDE)です。

CrossCoreユーティリティは、Cortex-Mプロセッサで使用するための複数のユーティリティを提供します。これらのユーティリティは、以前はIARおよびKeilツールチェーン用にさまざまなボード・サポート・パッケージ内で配布されていましたが、現在はメンテナンス上の利便性を考慮してこの製品にまとめられています。

ハードウェア (1)

Emulator Hardware