SSM2519
新規設計には非推奨オーディオ・パワー・アンプ、デジタル入力、2W、クラスD
製品の詳細
- フィルタ・レス・デジタル・クラス―D・アンプ
- スタンド・アロン動作またはI2C制御
- シリアル・デジタル・オーディオ・インターフェースは以下のフォーマットをサポート:I2S、左詰め、右詰め、TDM1-16、PCM
- 4Ωに4W、8Ωに1.35W@5V電源、1%以下のTHD+N特性
- 12ボール、1.4mm×1.7mm×0.4mm(ピッチ)WLCSPパッケージ
- 8Ωに対するフルスケールで90%の効率
- アイドル・パワー:9mW@1.8V/3.6V
- SNR=98dB、A―ウエート
- PSRR=80dB@217Hz、ディザー入力
- 詳細はデータシートをご参照ください。
SSM2519は、デジタル入力、クラス―Dのパワーアンプで、D/Aコンバータとシグマ・デルタ(ΣΔ)クラス―Dモジュレータが組み合わさっています。この独自のアーキテクチャは、デジタル・オーディオ源から優れたオーディオ性能で、極めて低い、実世界での消費電力を可能としています。SSM2519は、小さなアナログ信号がアナログ入力のオーディオ・アンプに送られる際に、システム・ノイズがアナログ信号を破壊するような、携帯電話や携帯用メディア・プレーヤなどのような、消費電力が厳しいアプリケーションにとって理想的な製品です。
SSM2519を使うことで、オーディオ・データはアンプに標準デジタル・オーディオ・シリアル・インターフェースで伝達することができるため、伝達されるオーディオ上のGSMインターフェースや他のデジタル信号のようなノイズ源の影響を大幅に軽減します。閉ループのデジタル入力設計は、完全なデジタル・アンプの利点を維持し、更に非常に優れたPSRRおよびオーディオ性能を可能にします。3レベルのΣΔクラス―Dのモジュレータは、オーディオ品質を損なわずに、最小量のEMIインターフェース、最小限の静止時消費電力および最高効率のオーディオ効率を提供するように設計されています。
入力は、シリアル・オーディオ・インターフェースを介して提供され、I2S、左詰め(LJ)、右詰め(RJ)、TDMおよびPCMを含む一般的なすべてのオーディオ・フォーマットの使用はプログラマブルとなっています。SSM2519は、標準的にはこのタイプのデバイスで必要とされるI2Cのような制御インターフェース無しで動作するように設計されています。幾つかの制御ピンが提供されており、I2C制御を使わない時の動作を選択できます。SSM2519は、種々の入力MCLK周波数をアクセプトでき、幾つかの構成ではクロック源としてBCLKを使うことができます。入力サンプル・レートとMCLKレートの両方は、自動的に検出されます。
SSM2519のアーキテクチャは、既存のDACとクラス―D・アンプのソリュージョンに比較して、より低消費電力、より高性能を実現するソリュージョンを提供します。またデジタル・インターフェースは、無線スピーカー、ラップトップPC、ポータブル・デジタル・トランシーバおよびナビゲーション・システムのような、オーディオ・ソースがデジタルである他の製品に対しても選りすぐれたシステム・ソリュージョンを提供します。
SSM2519の仕様は工業温度範囲-40~+85℃にわたって規定されています。また、サーマル・シャットダウン機能と出力短絡保護が内蔵されています。この製品は、1.4mm×1.7mmの12ボールのウエハー・レベル・チップ・スケール・パッケージ(WLCSP)をパッケージ採用しています。
アプリケーション
- 携帯電話
- ポータブル・メディア・プレーヤ
- ラップトップPC
- 無線スピーカー
- ポータブル・ゲーム機
- ナビゲーション・システム
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。