SSM2335
製造中止クラスDモノ・オーディオ・アンプ、フィルタレス、高効率、3W
製品の詳細
- Σ-Δモジュレータ内蔵、フィルタレス、クラスDアンプ
- アナログデバイセズからのクラスDアンプと併用する場合は、同期不要
- 3Ωで3W、8Ωで4W@5V、1%以下のTHD+N特性
- 5V、8Ωスピーカに1.4Wで93%の効率
- SNR(信号対ノイズ比):96dB以上
- 単電源動作、2.5~5.5V
- 超低シャットダウン電流:20nA
SSM2335は全機能内蔵、高効率、クラスDオーディオ・アンプです。この製品は、携帯電話アプリケーションに関した性能を最大化するように設計されています。アプリケーション回路では、最小限の外付け部品を必要とし、2.5~5.5Vの単電源で動作します。5V電源の動作時に、3Wの連続出力パワーを1%以下のTHD+N特性で3Ωの負荷に出力し、駆動します。
SSM2335は、高効率で、外部LC出力不要の低ノイズ・モジュレーション機能を特長としています。モジュレーションは、たとえ低出力パワー時でも高効率を連続的に供給します。この製品は5V動作、8Ω負荷で1.4W時の効率は93%、また3Ω、3Wでは85%の効率で動作し、SNRは96dB以上となります。拡散スペクトラム、パルス密度モジュレションは、他のクラスDアーキテクチャに比較すると低いEMI放射を提供します。
SSM2335は、標準で20nAのシャットダウン電流のマイクロパワー・モードを備えています。シャットダウンは、SDピンにロジック・ローを与えることで可能となります。
さらにこの製品は、ポップ、クリック音の抑制回路も含んでいます。この抑制回路は、ターンオン、ターンオフ時の出力における電圧グリッジを最小化し、音声起動時や終了時での可聴ノイズを低減します。
SSM2335の完全差動入力は、入力でのコモン・モード・ノイズの優れた除去特性を提供します。入力のカプリング・コンデンサーによって、入力でのDCコモンモード電圧(約VDD/2)の必要がありません。
SSM2335のデフォルトでのゲインは18dBですが、外部に抵抗ペアーを使うことでゲインを小さくすることができます。(英語データシート「Theory of Operation - Gain」(ゲイン・セクション)を参照)
SSM2335の仕様は工業温度範囲(-40~+85℃)で規定されています。また、サーマル・シャットダウン機能と出力短絡保護が内蔵されています。この製品は、1.5mm×1.5mmの9ボールWLCSP(ウエハー・レベル・チップ・スケール・パッケージ)をパッケージ採用しています。
アプリケーション
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
評価用キット
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