SSM2142
最終販売平衡ライン・ドライバ、差動出力バッファ・アンプ集積、広帯域幅
製品の詳細
- トランスと同様な平衡出力
- 600Ω負荷に対して10V rmsをドライブ可能
- 大きな容量負荷と長いケーブルをドライブしても安定動作
- 低ひずみ特性:0.006%(typ)
20Hz~20kHz、
600Ω負荷に10V rmsドライブ時 - 高いスルーレート:15V/μs(typ)
- 低いゲイン誤差
- (差動またはシングルエンド):
0.7%(typ) - 出力短絡回路保護機能
- 省スペースの8ピンミニDIPパッケージ
- 低価格
SSM2142は差動出力バッファ・アンプを集積しており、シングルエンドの入力信号を、高い出力ドライブ能力を持った平衡出力信号のペアに変換します。低ノイズで温度特性のマッチした薄膜抵抗と早いスルーレートを持つアンプを用いることで、SSM2142は、長いオーディオ用ケーブルを用いた場合のパワー・ラインからのハム、RFからの干渉、電圧降下、その他外部で偶発的に発生するノイズを除去することによってオーディオ・システムの音質を維持します。優れたコモンモード・ノイズ除去特性とオフセット誤差は、内部抵抗のレーザートリミングによって実現されており、高いゲイン精度を確保しています。SSM2142の出力段は注意深く設計されており、ややこしい負荷を、極端に長いケーブルや600Ω以下の負荷にもかかわらず低い歪み性能を保って駆動する能力を備えており、動作条件の広い範囲にわたって安定に動作します。
たすきがけで電子的なバランス・トポロジをベースとしたSSM2142は、ライン・ドライブの基本的なソリューションである完全バランスのトランスに良く似ています。しかしSSM2142は低い歪みを維持し、トランスに比べて、部品数を減らし同等のコモンモード除去特性を達成します。またボード上ではより小さなスペースだけですみます。
SSM2142はSSM2141差動レシーバと共に使われ、長いケーブルにわたったオーディオ信号のドライブと受信の完全かつ信頼性のあるソリューションを提供します。SSM2142は、60Hzで100dBの入力コモンモード除去比を特長としています。標準的なシステムにおける性能の仕様説明は、データシートに記載されています。
ドキュメント
データシート 2
アプリケーション・ノート 2
よく聞かれる質問 1
ビデオ 1
これは最新改訂バージョンのデータシートです。